網戸の取り外し方を内側から解説!マンションでも安全な外し方とは

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網戸の取り外し方を内側から解説!マンションでも安全な外し方とは

網戸の掃除やメンテナンスをしようと思っても、外側からしか外せないと思い込んでいませんか?実は、最近の住宅事情を考えると、室内側から安全に作業できる工夫が各メーカーによってたくさん詰め込まれているんです。

特に都市部の住宅や高層マンションでは、防犯や安全上の理由から「室内から外す」ことが設計の前提になっている場合も少なくありません。

ジロー

ここでは、作業を始める前にまず知っておきたい、網戸を安全に取り扱うための基本的な考え方や、建築物としての仕組みについて私なりの視点でお話ししますね。

【記事のポイント】
1.マンションや高層階でも、安全に網戸を室内側へ取り込むための防護策
2.「外れ止め」の解除やネジの調整など、網戸固定システムの構造的メカニズム
3.引き違い窓や上げ下げ窓といった、窓の形式別による具体的な取り外し手順
4.網戸が外れない際の物理的な原因特定と、シリコンスプレー等を用いた対処法

目次

網戸の外し方を内側から実践する前の基礎知識

  • 網戸の外し方をマンションの窓で行う際の安全策
  • 網戸の外し方を戸建てで試す際に必要な道具
  • 外れ止めの解除など網戸の構造と仕組み
  • 網戸の外し方がわからず外れない原因と対処法
  • 網戸の外し方で賃貸物件の原状回復に備える

網戸の外し方をマンションの窓で行う際の安全策

網戸の外し方をマンションの窓で行う際の安全策
住宅設備トレンド最前線・イメージ

マンション、特に中層階や高層階にお住まいの場合、作業中に一番怖いのは間違いなく「網戸の落下」ですよね。ベランダがある窓ならまだしも、廊下側や吹き抜けに面したベランダがない窓での作業は、一歩間違えると階下の人や物に被害を与えてしまう重大な事故につながる可能性があります。

私自身、高層階での作業にはかなり慎重になりますが、こうした環境で安全に網戸を外すためには、物理的な準備だけでなく心の余裕も大切かなと思います。

高層階ならではのリスク管理と作業体制

まず、安全を確保する上で最も重要なのが「二人体制」で、作業することです。これは決して大げさなことではありません。一人が網戸を両手でしっかりと保持し、もう一人が室内側からロック(外れ止め)を解除したり、網戸を引き入れる際の誘導を行ったりします。

この役割分担があるだけで、網戸が不意に室外側へ倒れ込むリスクを大幅に減らせますし、何より精神的な安心感が全然違いますよ。また、作業する「日」の選択も重要です。地上では穏やかに感じても、高層階の窓付近では突風が吹くことがあります。

網戸は面積が広いため、少しの風でも帆のように風をはらんでしまい、予期せぬ力で外に持っていかれそうになることがあるんです。必ず風が穏やかな日を選んで作業を開始してくださいね。

落下防止の小技と建築基準の知識

万が一の事態を防ぐための小技として、使用するプラスドライバーなどの工具には、必ずストラップを付けて手首に固定しておくのがプロっぽくておすすめです。手が滑ってドライバーを落としてしまうだけでも、高層階からでは凶器になりかねませんから。

ちなみに、日本の建築基準では、地上31メートルを超える高さ(およそ11階以上)の窓には、非常に厳しい耐風圧設計が求められています。そのため、こうした場所の網戸は、もともと外れにくい強固なロック機構が備わっていたり、室内側に設置するタイプが推奨されていたりします。

ジロー

自分の住んでいる階層に合わせて、メーカーがどのような安全対策を施しているかを知ることも、住宅管理のリテラシーの一つですね。

網戸の外し方を戸建てで試す際に必要な道具

網戸の外し方を戸建てで試す際に必要な道具
住宅設備トレンド最前線・イメージ

戸建て住宅の場合、窓の種類が引き違い窓から上げ下げ窓、装飾窓まで非常に豊富ですよね。そのため、まずはそれぞれの窓に対応できる適切な道具を揃えることから始めましょう。基本的にはプラスドライバーが一本あれば事足りますが、網戸がスムーズに動かない原因の多くは、実は道具の不足ではなく「汚れによる抵抗」だったりします。

サッシの溝に溜まった長年の砂埃や繊維屑を事前に取り除いておくだけで、取り外し作業の難易度はぐっと下がりますよ。私のおすすめセットは、以下の通りです。

  • プラスドライバー(ネジの頭をなめないよう、サイズの合うもの)
  • 速乾性シリコンスプレー(ベタつかず、滑りを劇的に改善します)
  • 古歯ブラシ(レールの細かな溝を掃除するのに最適です)
  • 滑り止め付きの軍手(網戸の枠をしっかり掴むために必須です)
  • 養生テープ(ネジの仮止めや、傷防止に使えます)

道具選びの注意点と潤滑剤の罠

ここで一つ注意したいのが、潤滑剤の選び方です。よくある「万能オイル」などは、実は網戸のレールには不向きなことが多いんです。オイル系は揮発しにくいため、塗った直後は良くても、後から飛んできた砂埃を吸着してしまい、かえって粘着性の高い泥のような汚れ(スラッジ)を作ってしまう原因になります。

ですから、網戸やサッシの摺動部には、必ず「速乾性」と書かれたシリコンスプレーを使ってくださいね。これにより、さらっとした状態を保ちつつ、驚くほど動きが軽くなります。

清掃用具と事前の環境作り

また、網戸を外した後に立てかけておく場所の確保も忘れないでください。戸建ての広いリビングなら良いですが、廊下などで作業する場合は、床を傷つけないようにブルーシートや古い毛布を敷いておくと安心です。網戸の枠(アルミサッシ)は意外と鋭利な部分があり、フローリングに直接置くと簡単に傷がついてしまいます。

油汚れがひどい場合は、ぬるま湯に溶かした中性洗剤を準備しましょう。アルカリ性洗剤は、アルミの表面を腐食させて白く変色させる恐れがあるので、使用は厳禁ですよ

ジロー

準備をしっかり整えることが、作業を「面倒な家事」から「楽しいDIY」に変える、第一歩かなと思います。

外れ止めの解除など網戸の構造と仕組み

外れ止めの解除など網戸の構造と仕組み
住宅設備トレンド最前線・イメージ

網戸がレールから簡単に外れないように守ってくれている守護神、それが「外れ止め(または振れ止め)」という部品です。これがしっかりと効いている限り、どんなに網戸を持ち上げようとしても、上枠のレールに引っかかって外れないようになっています。

この仕組みを理解していないと、無理やり力で解決しようとしてサッシを歪ませてしまう原因になるんですね。外れ止めは、一般的に網戸の左右上部、縦の枠(縦框)の端っこに設置されています。最近のモデルでは、プラスチック製の小さなパーツがネジで固定されているのが、見えるはずです。

【最重要】ネジは絶対に「抜き取らない」こと!

外れ止めの固定ネジを回す際、ついつい最後まで緩めて抜き取ってしまいがちですが、これは絶対に避けてください。多くのメーカー設計において、このネジは外れ止めパーツを保持する役割も兼ねており、ネジを抜いてしまうと、中の固定具がサッシの空洞内部にポロッと落ちてしまうことがあります。

一度落ちてしまうと回収はほぼ不可能で、網戸としての機能を失ってしまう恐れがあるんです。

外れ止めの役割と調整の極意

外れ止めの役割は、単に脱落を防ぐだけでなく、強風で網戸がバタバタと振れるのを抑える役割(振れ止め)も持っています。ロックを解除する際は、ネジを半回転から一回転くらい緩めるだけで十分です。ネジを緩めると、プラスチックのパーツを指で上下に動かせるようになります。

このパーツを一番下までスライドさせて、もう一度軽くネジを締めて固定してください(作業中に落ちてこないようにするためです)。これで、網戸の上部に「持ち上げるための隙間」が生まれます。この数ミリの隙間こそが、内側から網戸を外すための魔法のスペースになるわけです。

下部にある脱輪防止機構の確認

また、上部だけでなく下部にもロック機構(脱輪防止器)がついているタイプがあります。これは戸車がレールから外れるのを物理的に防ぐためのものです。下部にもツマミやスライド式のロックがある場合は、そちらも忘れずに解除位置にセットしてくださいね。

網戸は、「上下のロックが外れて初めて自由になる」という仕組みを頭に入れておくと、作業が格段にスムーズになります

ジロー

私自身、初めてこの仕組みを知ったときは「なるほど、よくできているな」と感心してしまいました…まさに、建築の知恵ですね。

網戸の外し方がわからず外れない原因と対処法

網戸の外し方がわからず外れない原因と対処法
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外れ止めもしっかり解除した、ネジも緩めた。それでも、網戸がどうしてもびくともしない…そんな状況、実は結構あるんです。でも、そこで諦めて力任せに引っ張らないでくださいね。

網戸が外れないのには、必ず物理的な理由があります。

最も多い原因の一つが、建物の「歪み」による圧縮です。特に木造住宅では、数年、数十年という時間の経過とともに、建物の重みで開口部(窓枠)の中央付近がわずかに垂れ下がってくることがあるんです。ほんの数ミリの歪みですが、それが網戸を上から押さえつける強力なストッパーになってしまうんですね。

発生している現象建築医学的な推定原因試してほしい解決アプローチ
窓の中央で網戸が動かない上枠の垂れ下がりによる圧縮網戸を左右どちらかの端(柱に近い方)へ移動させて外す
上に全く持ち上がらない外れ止めの固着、または隠れたネジシリコンスプレーを吹き付け、固着を溶かしてから再試行
引きずったような異音がする戸車の故障、またはレール内の異物レールの徹底清掃を行い、戸車の高さを一番下まで下げる

「遊び」のある場所を探すテクニック

建物の構造上、窓枠の端っこ(柱に近い部分)は、中央部分よりも垂直方向の支持力が強く、歪みが少ない傾向にあります。もし中央で網戸が動かない場合は、網戸を左右どちらかの端まで全力で寄せてみてください。そうすると、中央では消えていた数ミリの遊びが復活し、スッと持ち上げられるようになることが多いんです。

これ、意外と知らない人が多い裏技なんですよ。

また、長年の放置でレールに積もった砂埃が固まり、戸車が乗り上げた状態になっていることもあります。この場合は、まず掃除機とブラシでレールをピカピカにしてから、戸車の隙間にシリコンスプレーをシュッとひと吹きしてみてください。

専門業者への相談を検討するタイミング

どうしても外れない、あるいは無理に動かそうとするとサッシが「ギギギ」と、嫌な音を立てるような場合は、専門のサッシ業者さんや住宅診断士に相談することをおすすめします。無理をすると、網戸のフレームだけでなく、窓枠側のレールまで傷つけてしまい、窓全体の交換という高額な修理が必要になってしまうリスクがあるからです。

正確な原因特定と、安全な取り外しのためには、プロの道具と経験が必要な場面もあるということを、心のどこかに留めておいてくださいね

ジロー

自分の判断で頑張りすぎないのも、大切なお家を守る秘訣かなと思います。

網戸の外し方で賃貸物件の原状回復に備える

賃貸マンションやアパートにお住まいの方にとって、網戸の取り扱いは「原状回復義務」という法律的な問題が常に付きまといますよね。自分で外して掃除をした結果、部品をなくしてしまったり、網を破ってしまったりしたらどうしよう…という不安は、私もよくわかります。

結論から言うと、通常の清掃目的で室内側から網戸を外す行為自体は、全く問題ありません。むしろ、定期的に掃除をして清潔に保つことは、物件を大切に使う「善管注意義務(ぜんかんちゅういぎむ)」を果たしていると言えるでしょう。ただし、トラブルを避けるためにはいくつか押さえておくべきポイントがあります。

国土交通省のガイドラインと網戸の扱い

国土交通省が公表している、原状回復をめぐるトラブルとガイドラインによると、網戸の「網」自体の破損や劣化については、通常の使用によるものであれば貸主(大家さん)の負担とされるのが一般的です。

しかし、入居者の不注意(例えば、掃除中に無理に外してフレームを曲げた、子供がぶつかって網を突き破ったなど)による損傷は、借主側の負担となる可能性が高いです。

原状回復トラブルを未然に防ぐ3カ条

まず第一に、「入居時の状態を記録しておく」ことです。もし入居した時点で網戸の動きが悪かったり、ロックが固着していたりする場合は、無理に外そうとせず、その状態を写真に撮って管理会社に報告しましょう。「自分で外そうとして壊した」と疑われるのを防ぐためです。

第二に、「部品の保管」です。最近の網戸は外れ止めなどの小さなネジが多く、外した際に紛失しやすいです。小さなパーツ一つでも、メーカー取り寄せになると数千円かかることもあります。外した部品は必ずチャック付きの袋に入れて、分かりやすい場所に保管してくださいね。

網の張り替えを検討する場合の注意点

もし、掃除のついでに古くなった網を自分で張り替えたいと思ったなら、必ず事前に管理会社の承諾を得るようにしましょう。網の色(最近は景観を損なわないブラックが主流ですが、古い物件だとグレーの場合もあります)やメッシュ数が変わると、外観の統一性を乱すと判断される場合があるからです。

自分で綺麗にしたいという申し出を無下に断る大家さんは少ないですが、無断で行うと退去時に勝手なことをしたと指摘され、原状回復費用を請求されるリスクがあります。誠実なコミュニケーションが、快適な賃貸ライフを守る鍵かなと思います

ジロー

最終的な判断に迷ったら、まずは賃貸借契約書を確認するか、専門家に相談してみてくださいね。

網戸の外し方を内側からマスターする手順とコツ

ここからは、いよいよ実践編です。窓の種類ごとに異なる、「室内側からの外し方」を詳しく解説していきます。網戸は一見どれも同じように見えますが、実は窓の開き方によって、固定されているロジックが全く違うんです。

それぞれの窓が持つクセを掴むことで、力を使わずにスマートに、そして安全に取り外すことができるようになりますよ。さあ、一緒にマスターしていきましょう!

  • 引き違い窓における網戸の外し方の基本ステップ
  • 上げ下げ窓の網戸の外し方と左右のロック解除
  • 横引きロール網戸の外し方とメンテナンスの注意点
  • 網戸の外し方をリクシル製品で確認する際のポイント
  • 網戸の外し方をYKK製品のラベルで特定する方法
  • 【総括】網戸の外し方を内側から学んで快適な住まい

引き違い窓における網戸の外し方の基本ステップ

日本の住宅で最も普及しているのが、この「引き違い窓」ですよね。左右にスライドさせるタイプですが、この網戸を室内から外す際の最大のコツは、網戸を中央付近に持ってくることです。多くの人が端っこに寄せたまま外そうとしますが、それだと窓枠のサッシに干渉してしまい、室内へ引き入れるスペースが確保できないんです。

具体的な取り外しシーケンス

  • まず、室内側の窓(クレセント錠がついている側)を全開にします。これにより、網戸を掴むための作業スペースが生まれます。
  • 網戸を窓枠の中央付近までスライドさせます。
  • 網戸の左右上部にある「外れ止め」のネジを緩め、プラスチックの部品を一番下までスライドさせて再度軽く締めます。これで網戸が上に持ち上がる状態になります。
  • 網戸の両サイド(縦の枠)をしっかりと手で保持し、真上に向かってグッと持ち上げます。このとき、腰を入れて垂直に持ち上げるのがポイントです。
  • 下側の戸車がレールから浮いたことを確認したら、網戸の下部を手前(室外側)へわずかに押し出すようにして、下レールから外します。
  • 網戸全体を斜め(対角線状)に傾けながら、サッシの開口部をくぐらせるようにして室内側へ引き入れます。

スムーズに引き入れるためのテクニック

網戸を室内に入れるときは、四角い枠のまま通そうとせず、必ず「ひし形」「斜め」を意識してください。窓の開口部よりも網戸のサイズの方がわずかに大きいため、そのままでは通りません。対角線の長さを利用して、角から一歩ずつ中に入れるイメージで行うと、網を傷つけずに済みますよ。

また、下部の戸車がレールに引っかかる場合は、マイナスドライバーなどで戸車を軽く押し上げてあげると、簡単に外れます

ジロー

私自身、この「中央で外す」という方法を知ってから、網戸掃除が劇的に楽になりました。

上げ下げ窓の網戸の外し方と左右のロック解除

上げ下げ窓の網戸の外し方と左右のロック解除
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上下にスライドさせる「上げ下げ窓」の網戸は、引き違い窓とは全く異なる固定方法が採用されています。このタイプは、もともと外側からアクセスしにくい場所に使われることが多いため、設計段階から室内側から簡単に外せるようになっているのが特徴です。最近のおしゃれな戸建て住宅によく見られるタイプですね。

左右のロック機構を使いこなす

多くの上げ下げ窓網戸(特にYKK APなどの大手メーカー製)には、網戸の左右どちらかの枠に、操作用のツマミやレバーが集中しています。

一般的な手順としては、まず左側(または右側)の下部にある外れ止めを上に引き上げ、次に上部にある外れ止めを下に押し下げるという動作を行います。これで、網戸を固定していた縦方向の突っ張りが解除されます。

ロックが解除されたら、網戸全体をロックを外した側(例えば左側)へ強く押し付けます。すると、反対側(右側)のレールとの噛み合わせに隙間ができるので、そこから網戸を手前(室内側)に引くことができるようになります。この「横にスライドさせて遊びを作る」という感覚が掴めれば、もうこっちのものです。

両上げ下げ窓と片上げ下げ窓の違い

注意したいのは、上下両方のガラスが動く「両上げ下げ窓」の場合です。このタイプの一部には、室外側からしか外せない構造のものも存在します。もし室内側にロックが見当たらない場合は、無理に外そうとせず、取扱説明書を確認してください。

高所にある上げ下げ窓で、どうしても室内から外せない構造の場合は、プロの業者さんに依頼するのが一番安全です。見た目はコンパクトで扱いやすそうですが、意外と重量がある網戸もあるので、外した瞬間に手首を捻らないよう注意してくださいね。

ジロー

誠実な作りゆえに、しっかりとはまっていることが多いのがこのタイプの特徴かなと思います。

横引きロール網戸の外し方とメンテナンスの注意点

横引きロール網戸の外し方とメンテナンスの注意点
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最近の気密性の高い住宅でよく使われている「横引きロール網戸」や、折り畳み式の「プリーツ網戸」。これらは、住宅設備として窓枠に強固に組み込まれていることが多く、先ほどまでのスライド式網戸と同じ感覚で外そうとすると、高確率で故障させてしまいます。

私自身、ロール網戸の仕組みを初めて見たときは「これ、どうやって洗うの?」と途方に暮れたものですが、実はメンテナンスの方法が全く異なります。

原則として「本体は取り外さない」こと

ロール網戸の内部には、網を自動で巻き取るための精密なスプリングが内蔵されています。安易にネジを外して分解してしまうと、スプリングが弾けて戻らなくなったり、再度組み立てた時に巻き取り速度が異常に速くなったり(あるいは遅くなったり)するトラブルが非常に多いんです。

賢い清掃方法とギアの調整

本体を外さずに綺麗にするには、網を全開(閉めた状態)にして、室内側から掃除機のブラシノズルで優しくホコリを吸い取りましょう。その後に、固く絞ったマジッククロスやスポンジで網を両面から拭き取ります。

室外側の面を拭くのが難しい場合は、網を巻き取る巻き軸部分に濡れたタオルを当てておき、ゆっくりと網を収納させることで、巻き取りながら汚れを落とすという裏技もありますよ。 また、LIXILなどの製品には、巻取りスピードを調整するための「ダイヤル」「ギア」が、備わっていることがあります。

動きが悪いからといって注油するのではなく、まずはこのダイヤルをマイナスドライバーで少しずつ回して調整してみてください。ただし、50回以上など回しすぎると内部破損を招くので、あくまで「少しずつ」が鉄則です

ジロー

正確な調整方法は、ぜひメーカーの公式サイトにあるマニュアルを、確認してみてくださいね。

網戸の外し方をリクシル製品で確認する際のポイント

網戸の外し方をリクシル製品で確認する際のポイント
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リクシル(LIXIL)は、トステム、新日軽、サンウエーブなどが統合されたブランドなので、非常に多くのシェアを持っています。そのため、リクシル製品の網戸外しをマスターすれば、大抵の窓には対応できるようになりますよ。リクシル製網戸の最大の特徴は、ユーザーが直感的に操作できるよう工夫された「独自の安全機構」にあります。

リクシル特有の「外れ止め」と「ワンタッチ操作」

多くのリクシル網戸には、上部にスプリングが内蔵された外れ止めが採用されています。ネジを少し緩めると、バネの力で部品が「カチッ」と一定の位置まで動くようになっていて、戻す際も正しい位置にセットしやすい設計になっています。

また、最近のハイエンドモデル(サーモスシリーズなど)では、清掃性を重視して、戸車をワンタッチで枠の中に引っ込めることができるボタンやレバーが搭載されていることもあります。これを使えば、重い網戸を持ち上げる力があまりなくても、スルッとレールから外すことができるんです。

「力ではなく仕組みで解決する」というのが、リクシル製品を扱う上での最もスマートな姿勢かなと思います

年代による仕様変更に注意

リクシル製品で注意したいのは、製造年次による仕様の細かな違いです。例えば、2022年前後を境に、ロール網戸のマグネットの強さや外れ止めの形状がマイナーチェンジされていることがあります。

古いマニュアルをそのまま適用すると、パーツを破損させてしまう恐れがあるため、まずはサッシの側面に貼られている「品番シール」を確認しましょう。そこに記載されている「製品名」をリクシルの公式サイトで検索すれば、その個体専用の正しい取り外しマニュアルが見つかります。

ジロー

こうした丁寧な確認作業こそが、お家を長持ちさせる秘訣ですね。

網戸の外し方をYKK製品のラベルで特定する方法

YKK APの網戸も、リクシルと並んで非常によく見かけますよね。YKK製品は、個人的には視覚的な分かりやすさが非常に優れていると感じます。多くの製品で、操作すべきツマミに「緑色」「オレンジ色」などの色がついていたり、ロックの「閉・開」が文字やアイコンで印字されていたりするんです。

作業前に、どこを触ればいいかがひと目で分かるのは、本当にありがたいですよね。

「識別ラベル」は情報の宝庫

網戸の操作に迷ったら、まずは網戸の縦枠(縦框)の上部やサイドをチェックしてください。そこには銀色や白の小さな「識別ラベル」が貼ってあるはずです。ここにはメーカー名(YKK AP)だけでなく、製造番号やシリーズ名が記載されています。

実は、このラベル付近に取り外し方法の図解シールが、一緒に貼ってあることも多いんですよ。わざわざスマホで検索しなくても、その場で見れば解決するように設計されているあたり、メーカーの親切心を感じますね。

独自の回転軸構造と高所対応

YKK APの一部の特殊な窓(縦滑り出し窓など)には、網戸が「パタパタ」と扇状に開くものや、独自の回転軸を持っていて室内側にぐるりと回転させて外せるものもあります。これらは一見複雑そうに見えますが、正しい支点を持って操作すれば、ほとんど力を入れずに外せます。

もしラベルが汚れて読めない場合は、サッシの「クレセント(鍵)」の形状や、窓枠の隅っこにある刻印をヒントにメーカーを特定することも可能です。YKK APの公式サイトには、写真から製品を特定できるFAQページも用意されているので、困ったときはぜひ活用してみてください。

ジロー

専門的なことは分からなくても、こうした「ラベルを探す」というちょっとした行動が、安全なメンテナンスへの第一歩になりますよ。

【総括】網戸の外し方を内側から学んで快適な住まい

【総括】網戸の外し方を内側から学んで快適な住まい
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ここまで、網戸を室内側から安全に外すための知識と手順をたっぷりとお伝えしてきました。こうして振り返ってみると、網戸の外し方をマスターすることは、単に「窓を綺麗にする」という目的を超えて、自分の住まいをより深く知り、大切に扱うための素晴らしいステップなんだなと改めて感じます。

網戸は一見ただの付属品のように思えますが、実は高度な建築技術と安全思想が詰まった、大切なコンポーネントなんですね。

日々の点検が大きな故障を防ぐ

今回ご紹介した、「外れ止めを緩める」「網戸を端に寄せて歪みを逃がす」といったテクニックは、一度覚えてしまえば一生使える知識です。網戸の動きが重い、あるいは外れないというサインは、建物からの「少し疲れてるよ」「メンテナンスしてほしいな」という、無言の警告かもしれません。

それを無視して力任せに操作するのではなく、構造的なロジックに立ち返って優しく扱ってあげること。この賢明な判断こそが、真の住宅管理リテラシーなのかなと思います。正確な手順や部品の詳細は、必ずお手持ちの取扱説明書やメーカー公式サイトを確認してくださいね。迷ったときはプロの介入を仰ぐことも忘れずに!

  • 網戸は室内側からでも安全に外せる設計が主流
  • 「外れ止めのネジ」は絶対に抜き取らずに緩めるだけ
  • 高層階や風の強い日の作業は二人以上で安全第一に
  • メーカーごとの識別ラベルを確認して正しい手順を知る

綺麗な網戸を通して部屋に流れ込む風は、いつもの日常を少しだけ爽やかに、そして心地よく変えてくれます。この記事が、皆さんの快適な住まい作りのお役に立てれば、私としてもこれほど嬉しいことはありません。

ジロー

ぜひ、次の晴れたお休みの日に、無理のない範囲で網戸のメンテナンスに挑戦してみてくださいね!

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