ポスト一体型のインターホン交換方法って?基礎知識や費用と注意点

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ポスト一体型のインターホン交換方法って?基礎知識や費用と注意点

玄関まわりを、すっきり見せることができる「ポスト一体型のインターホン」。そのスマートな見た目と機能性の高さから、近年多くの住宅で採用されています。しかし、ポストとインターホンが一体化している構造ゆえに、交換方法や注意点が複雑で迷ってしまう方も少なくありません。

この記事では、ポスト一体型の埋め込みインターホン交換方法から、設置前に知っておきたいメリットデメリットまで、基礎的な知識をわかりやすく解説していきます。また、種類が多様化しているインターホンの種類についても触れ、設置環境に合った選び方もご紹介。

さらに、門柱のポストだけ交換するのは可能なのか、専門業者でないと交換ができないインターホンもあるのかなど、技術的な話題にも対応。賃貸で交換する際の注意点や物件ごとの対応方法、インターホン交換の費用相場目安もお伝えします。

インターホン修理をプロに依頼するならおすすめの業者や、ポスト一体型のおしゃれなインターホンなどの実用的な情報も盛り込みながら、失敗しない交換・修理のための知識を網羅できるでしょう。

ジロー

この記事を読めば、自宅に最適な交換方法や製品の選び方がきっと見えてくるはずです。

【記事のポイント】
1.ポスト一体型インターホンの、交換方法と注意点
2.インターホンの、種類ごとの特徴と選び方
3.賃貸や特殊構造での、交換対応のポイント
4.修理や交換時に頼れる、業者の選び方

目次

ポスト一体型のインターホンを交換する基礎知識

ポスト一体型のインターホンを交換する基礎知識
  • ポスト一体型の埋め込みインターホン交換方法
  • ポスト一体型インターホンのメリットデメリット
  • インターホンの種類
  • 門柱のポストだけ交換するのは可能?
  • 専門業者でないと交換ができないインターホンとは?

ポスト一体型の埋め込みインターホン交換方法

ポスト一体型の埋め込みインターホン交換方法

ポスト一体型の埋め込みインターホンを交換するには、専門的な手順と設備が必要です。一般的なインターホンとは違い、ポストと一体になっているため、構造が複雑なケースが多く、DIYでは対応が難しい場面もあります。

まず、交換前に確認すべきことは「設置されているポストの仕様」「インターホン子機のサイズ・取り付け方法」です。一体型の多くは、壁やブロック塀に埋め込まれているため、簡単に外すことはできません。既存の機器がどのように固定されているかを調べることから始めましょう。

交換の流れとしては、以下のようなステップになります。

STEP
電源を切る・取り外す

最初にインターホンの電源を切り、室内親機との接続を解除します。次に、玄関側の子機を取り外します。この際、配線を傷つけないように慎重に扱う必要があります。

STEP
ポスト側の構造を確認する

子機がポストに固定されている場合は、ポストの構造も調査します。取り出し口や前面パネルを外さなければアクセスできない設計もあるため、分解手順を誤ると破損する恐れがあります。

STEP
適合する新しい製品を選ぶ

ポストの開口部とインターホンのサイズが合わないと設置できません。特に埋め込み型の場合、数ミリの違いが致命的になります。ポストとドアホンがセットになった製品(例:パナソニックのサインポスト ユニサス)など、専用設計のものを選ぶと安心です。

STEP
配線の再接続と固定作業

新しい子機の配線を正しく接続した後、しっかりとポストに固定します。ポストの内側から作業が必要になることもあるため、工具とスペースの確保が重要です。

STEP
室内親機の交換・動作確認

親機も新しいものに交換し、通電後に映像や音声が正常か確認します。録画機能やワイヤレスモニターの接続テストも行いましょう。

このように、ポスト一体型インターホンの交換は通常のインターホンよりも手間と注意が必要です。間違った取り付けを行うと、インターホンの故障だけでなく、防水性の低下やポスト機能の不具合につながる可能性もあります。

そのため、少しでも不安がある場合は、電気工事士の資格を持つ専門業者への依頼をおすすめします

ジロー

特に壁やブロック塀に穴をあける作業が含まれる場合、プロに任せることで安全かつ確実な交換が可能になります。

ポスト一体型インターホンのメリットデメリット

ポスト一体型インターホンには、見た目のスマートさや利便性など多くの魅力がありますが、設置や交換時には注意が必要な点も存在します。ここでは、主なメリットとデメリットを整理して解説します。

メリット

メリット

1.外観がすっきりする

インターホンとポストが一体になっているため、外構のデザインが整いやすく、住宅全体の印象がすっきりと洗練されます。無駄な機器が見えないことで、デザイン性を重視する人には特に好まれます。

2.省スペースで設置できる

スペースの限られた住宅でも、ポストとインターホンが1か所にまとまっていることで、玄関まわりを効率よく活用できます。機能門柱タイプと同様、複数の機能を1つに集約できる点は実用的です。

3.防犯性能が向上する

カメラ付きインターホンを組み合わせることで、訪問者の映像を確認でき、防犯意識を高めることが可能です。また、道路から近い位置に設置されることが多いため、不審者が敷地内に入る前に対応しやすくなります。

一方で、いくつかのデメリットも存在します。

デメリット

デメリット

1.交換や修理が難しい…

インターホンとポストが一体構造のため、どちらか一方だけの交換が難しいケースがあります。たとえば、ポスト部分が破損しただけでも、インターホンの脱着や再取り付けが必要になることがあります。

2.製品の選択肢が少ない…

一般的なインターホンやポストと比べて、ポスト一体型インターホンは対応製品が限られています。特に埋め込み型になるとサイズや形状が独自仕様となる場合が多く、交換の際に適合する製品が見つかりにくいこともあります。

3.虫や水の侵入対策が必要…

ポスト部分が外部とつながっている構造のため、隙間から虫が入ったり、雨が吹き込んだりすることもあります。定期的なメンテナンスや、パッキンの補修なども視野に入れておくと安心です。

このように、ポスト一体型インターホンは機能性とデザイン性に優れる一方で、導入や交換には事前の確認が不可欠です

ジロー

設置場所や住宅の構造、自分の使用スタイルに合っているかをよく検討することが、後悔しない選び方につながります。

インターホンの種類

インターホンの種類

インターホンにはいくつかの種類があり、それぞれに特徴や適した使い方があります。選ぶ際には、自宅の構造や使用目的に合ったタイプを理解しておくことが重要です。ここでは代表的なインターホンの種類をご紹介します。

種類特徴・メリット注意点
音声のみのシンプルなインターホン設置が簡単で価格も安い。最低限の機能で十分な人におすすめ映像確認ができず、防犯性がやや低い
テレビドアホン(モニター付き)映像で訪問者を確認でき、防犯性が高い。録画やスマホ連携も可能高機能な分、価格は高め
ワイヤレスインターホン無線通信で配線工事が不要。DIYでも設置しやすい電波干渉や到達距離に注意が必要
電源直結式インターホン安定した電源供給が可能。集合住宅などで使用されることが多い工事に資格が必要。個人での交換は難しい
乾電池式・電源コード式インターホン工事不要で手軽に設置できる。賃貸物件にも適している電池交換や配線の整理が必要な場合がある

音声のみのシンプルなインターホン

最も基本的なタイプで、訪問者と室内にいる人が音声だけでやり取りできるインターホンです。設置が簡単で価格も比較的安いため、最低限の機能を求める人には向いています。ただし、訪問者の顔を確認できないため、防犯性はやや低めです。

テレビドアホン(モニター付きインターホン)

モニター画面で訪問者の顔を確認できるタイプです。最近の住宅ではこのタイプが主流となっており、録画機能やスマートフォン連携機能が付いているものも増えています。映像で確認できるため、防犯性を重視する家庭には特におすすめです。

ワイヤレスインターホン

無線で親機と子機が通信するインターホンです。配線工事が不要なため、DIYでも比較的設置しやすく、持ち運べるモニター付きの機種もあります。既存の配線が使えない場所や、簡易的に導入したい場合に適しています。ただし、建物の構造によっては電波が届きにくくなることもあるため、設置前の確認が欠かせません。

電源直結式インターホン

建物の電気配線と直結して動作するタイプで、安定した電源供給が可能です。ただし、このタイプは取り付け・交換に「電気工事士」の資格が必要です。マンションや集合住宅など、共用設備と連動しているケースでは、このタイプが使われていることが多く、個人での交換は難しい場合があります。

乾電池式・電源コード式インターホン

DIY向きのインターホンとして選ばれるのが乾電池式とコンセント式です。どちらも配線工事をせずに使えるため、設置の自由度が高いのが特徴です。賃貸住宅など、原状回復が求められる物件にも導入しやすいタイプです。

このように、インターホンには設置環境や目的に応じてさまざまな種類があります

ジロー

どのタイプを選ぶかによって、使い勝手や安全性に大きな違いが出るため、事前にしっかりと機能や条件を確認しておくことが大切です。

門柱のポストだけ交換するのは可能?

門柱に組み込まれたポストだけを交換することは可能ですが、状況によって難易度が変わるため注意が必要です。特に「埋め込みタイプ」の門柱ポストでは、構造をしっかり把握した上で対応しなければなりません。

1.独立型と門柱一体型のどちらなのか

まず確認すべきなのは、ポストが「独立型」「門柱一体型」の、どちらなのかという点です。独立型であれば比較的簡単に取り外して交換できますが、コンクリートやブロックに埋め込まれているタイプでは話が違ってきます。こうしたタイプは、壁を一部削る、取り付け枠を加工するなどの作業が必要になることもあります。

2.同サイズかつ同じ取付形式を選ぶ

一方、ポストだけの交換が難しい構造であっても、「同サイズかつ同じ取付形式」の製品を選べば、交換できるケースは多くあります。例えば、メーカーが販売している同シリーズの後継モデルや互換性のある製品を探すことで、比較的スムーズな交換が可能です。

ただし、ポスト部分が劣化していても、インターホンや表札などと一体になっている門柱の場合、見た目や機能のバランスが崩れることもあります。この場合、ポストだけでなく門柱全体のリフォームを検討する方が見栄えもよく、長期的に安心です。

3.専門業者に相談するのもおすすめ

自分で交換するのが難しいと感じたら、リフォーム業者やエクステリア専門会社に相談することをおすすめします。専門業者であれば、現地調査を行ったうえで、構造に合った交換方法や代替製品を提案してくれます。

このように、門柱のポストのみを交換することは不可能ではありませんが、現状の設置状況や製品選びによっては工事が必要になる場合もあります

ジロー

作業前には必ず構造や寸法を確認し、安全かつ確実に対応できる準備を整えましょう。

専門業者でないと交換ができないインターホンとは?

専門業者でないと交換ができないインターホンとは?

インターホンには、自分で交換できるタイプと、専門業者でなければ対応できないタイプがあります。特に電気工事が関係するインターホンは、法的にも技術的にも専門知識が必要となるため、資格を持つ業者に依頼する必要があります。

1.電源直結式インターホン

その中でも、代表的なのが「電源直結式インターホン」です。このタイプは、家庭の内部にある電気配線と直接つながって動作する構造で、壁の中に組み込まれているケースが多く見られます。交換には電気工事士の資格が必要であり、無資格者が工事を行うと法令違反になるほか、感電や火災などのリスクを伴います。

2.オートロック連動型インターホン

また、マンションやアパートなどの集合住宅に多い「オートロック連動型インターホン」も、個人での交換は基本的にできません。これは建物全体のセキュリティシステムと連動しているため、一戸だけの改修が許可されていないことが多く、管理組合や大家の了承も必要です。

3.複合機能型インターホン

さらに、火災報知器やガス警報器と連動している「複合機能型インターホン」も、専門業者でなければ対応できません。これらの機器は、誤って接続を外すことで警報機能が作動しなくなる危険性があるため、非常に慎重な作業が求められます。

一方で、乾電池式やコンセント式などの「自立型インターホン」は、電源工事が不要なため、DIYでの交換が可能な場合もあります。ただし、取り付け方法を誤ると、正常に作動しなかったり、故障の原因になることもあるため、取り扱いには十分な注意が必要です。

このように、インターホンの中には専門業者でないと交換できないタイプが存在します。交換を検討する際には、まず現在使用している機器の電源方式や連動機能を確認し、自分で対応できるかどうかを見極めることが大切です

ジロー

分からない場合は、最初から専門業者に相談するのが安全で確実な方法です。

ポスト一体型のインターホン交換時の注意点や費用

ポスト一体型のインターホン交換時の注意点や費用
  • 賃貸で交換する際の注意点とは?
  • インターホン交換の費用相場
  • インターホン修理をプロに依頼するならおすすめの業者
  • ポスト一体型のおしゃれなインターホンをご紹介
  • ポスト一体型のインターホン交換でよくある質問

賃貸で交換する際の注意点とは?

賃貸で交換する際の注意点とは?

賃貸物件でインターホンを交換する場合、持ち家と違って自由に工事できない点に注意が必要です。特に、原状回復の義務や管理会社・大家との事前確認が大きなポイントになります。

1.契約書の内容

まず最初に確認すべきなのは契約書の内容です。多くの賃貸契約では「設備の増設や変更には貸主の許可が必要」といった条項が盛り込まれています。この条文がある場合、無断でインターホンを交換すると、契約違反になってしまう可能性があります。交換を検討する際は、必ず事前に管理会社や大家へ相談し、許可を得ることが基本です。

2.交換するインターホンの種類

また、「交換するインターホンの種類」によって作業内容が異なる点にも注意が必要です。電源直結式のインターホンは資格がないと工事ができないため、専門業者への依頼が必須です。逆に、乾電池式や電源コード式であれば工事が不要で、自分でも交換できる場合があります。

ただし、DIYで交換する場合でも、壁に穴を開ける・部材を加工するなどの行為が含まれると、退去時のトラブルになる可能性が高まります。

3.原状回復の取り決め

さらに見落としがちなのが、「原状回復の取り決め」です。仮に交換が認められたとしても、退去時には元の状態に戻すことが求められることがあります。そのため、元のインターホンを保管しておく、取り外し時に壁を傷つけないように注意するといった対策が必要です。

4.スマートフォン連動型

「スマートフォン連動型」「録画機能付き」など、利便性の高い機種に交換したいと思っても、建物の配線や構造が対応していないケースもあります。そのような場合、ワイヤレスタイプなどの簡易設置型インターホンを選ぶと、工事不要で手軽に防犯性を高めることができます。

このように、賃貸でインターホンを交換する際は、「契約内容・工事の要否・原状回復の可否」など、事前の確認と丁寧な対応が不可欠です

ジロー

トラブルを避けるためにも、管理会社や専門業者と連携しながら進めるようにしましょう。

インターホン交換の費用相場

インターホンを交換する際に気になるのが、どのくらいの費用がかかるのかという点です。交換費用は、選ぶ製品の種類や工事の内容によって大きく変わるため、目安を把握しておくことが重要です。

費用の内訳は大きく分けて、「本体価格」「工事費」2つです。

本体価格

まず本体価格ですが、シンプルな音声のみのインターホンであれば5,000円前後から購入できます。録画機能付きやスマートフォンと連動できるタイプになると、30,000円~60,000円以上するものもあります。

工事費

次に工事費ですが、これは配線の有無によって変動します。すでにインターホンが設置されている場合で、同等機種への交換であれば、8,000円~20,000円程度が一般的です。一方、新たに配線が必要なケースや、チャイムからテレビドアホンへ変更するような作業になると、工事費は20,000円~40,000円ほどかかることもあります。

例えば、既設のインターホンを録画機能付きの製品へ交換する場合、「製品代25,000円+工事費15,000円=合計40,000円といった見積もりになるケースが多いです。なお、出張費や取り外し作業費が別途加算される業者もあるため、事前の見積もり確認は欠かせません。

また、ワイヤレスインターホンを選べば配線工事が不要になるため、設置費を抑えられる場合もあります。ただし、初期費用がやや高めな製品も多いため、トータルの予算とのバランスを見て選ぶことが大切です。

このように、インターホンの交換費用は、状況や選ぶ製品によって幅があります。少なくとも15,000円~40,000円程度は、見込んでおくと安心です

ジロー

最適な機種と設置方法を選ぶためにも、複数の業者から見積もりを取り比較検討することをおすすめします。

インターホン修理をプロに依頼するならおすすめの業者

インターホン修理をプロに依頼するならおすすめの業者

インターホンの修理や交換をプロに依頼する場合、どの業者にお願いするかは非常に重要なポイントです。適切な業者を選ぶことで、安心・安全に、そして納得のいく価格で工事を進めることができます。

まず、信頼性の高い代表的な依頼先としては、以下のような業者が挙げられます。

家電量販店(ヤマダ電機・エディオン・ヨドバシカメラなど)

店頭やオンラインで購入したインターホンの取り付けサービスを提供していることが多く、保証やアフターサービスも充実しています。費用はやや高めになる傾向はありますが、大手ならではの安心感があります。

ホームセンター(カインズ・コーナン・ビバホームなど)

ポストやエクステリア製品も扱っているため、門柱一体型のインターホン交換などにも柔軟に対応できることがあります。店頭スタッフが詳しく説明してくれる場合もあるため、直接相談しやすいのが魅力です。

電気工事業者・防犯設備専門業者

電源直結式など資格が必要な工事が関わる場合は、必ず電気工事士の資格を持った業者に依頼する必要があります。特に、防犯機器の取り扱いに慣れた業者であれば、配線や録画機能の設置にも対応できます。

リフォーム会社やエクステリア専門業者

ポスト一体型や埋め込みタイプなど、外構との関係が深い場合はリフォーム業者がおすすめです。現地調査を行ったうえで、住宅のデザインや機能性に合った提案をしてもらえます。

業者選びの際に注意したいのは、作業内容や料金の明確さです。

見積もり時に「どの作業にどれだけ費用がかかるのか」「部材代は含まれているのか」などを、細かく説明してくれる業者は信頼度が高いといえます。また、アフターサポートがあるかどうかもチェックしましょう。

交換後の不具合対応や保証期間の有無などが記載されていると安心です。

さらに、最近ではインターネット経由で依頼できるマッチングサービスも増えており、複数業者から一括見積もりを取れる便利なサービスもあります。時間や手間をかけずに比較したい人にとっては有効な手段です。

このように、インターホンの修理を依頼する際は、工事内容や費用、対応力、アフターケアを総合的に見て、信頼できる業者を選ぶことが成功のカギになります。

ジロー

どの業者が自分の状況に適しているかを見極めて、満足度の高い交換・修理を実現しましょう。

ポスト一体型のおしゃれなインターホンをご紹介

ポスト一体型のインターホンは、機能性だけでなく外観にもこだわりたい方に人気があります。玄関まわりの印象を大きく左右するため、デザイン性を重視して選ぶことも大切です。

ここでは、実用性と美しさを兼ね備えたおすすめのインターホン一体型製品を、ご紹介します。

製品名特徴対応スタイル
パナソニック サインポスト・ユニサスインターホン・ポスト・ネームプレートが一体型。スタイリッシュで省スペース設計シンプル・モダン住宅向き
YKK AP ルシアスポストユニットカラー・素材が豊富。宅配ボックスやLED照明などの機能も追加可能モダン・ナチュラル外構に対応
ナスタ 門柱ユニット大型ポストと宅配ボックスが一体化。不在時の荷物受け取りに対応ミニマル・近代的デザイン住宅向き
アイホン/TOEX ステンレス型埋込子機対応ステンレス素材で高級感あり。清潔感と重厚感を兼ね備えたデザイン高級感を重視する玄関スタイル向き

パナソニックの「サインポスト・ユニサス」

まずご紹介したいのは、パナソニックの「サインポスト・ユニサス」シリーズです。この製品は、インターホン子機をすっきりと埋め込める設計で、見た目がとてもスタイリッシュ。特に、玄関横に設置したときの一体感があり、無駄のないシンプルなデザインが住宅全体の外観とよく調和します。

ポスト、ネームプレート、インターホンが1ユニットにまとまっており、限られたスペースでも機能性を損なわずに設置できます。

YKK APの「ルシアス ポストユニット」

次にご紹介するのは、YKK APの「ルシアス ポストユニット」シリーズです。こちらは複数のカラーや素材から選べるため、モダンな外構にもナチュラルな庭先にも対応可能です。宅配ボックス付きのモデルもあり、機能性の幅も広がります。

また、ステンレスバー付きの表札やLED照明などのオプションも用意されており、トータルコーディネートが可能です。

ナスタ(NASTA)の「門柱ユニット」

また、ナスタ(NASTA)の「門柱ユニット」も、注目されています。再配達問題や不在時の荷物受け取りに対応できる大型ポスト・宅配ボックスが一体化されており、生活スタイルに合わせた設計が魅力です。シンプルで無機質なデザインが特徴で、近代的な住宅やミニマルな外構と相性が抜群です。

アイホンやTOEXの「ステンレス型埋込子機対応モデル」

最後に、アイホンやTOEX(LIXIL)などの「ステンレス型埋込子機対応モデル」も、見逃せません。ステンレス素材を使ったデザインは、重厚感と清潔感を兼ね備えており、高級感のある玄関まわりを演出したい方に向いています。

このように、ポスト一体型のインターホンには、見た目の美しさと機能性を両立したモデルが多数展開されています。住宅の外観や家族構成、利用シーンに応じて、デザイン性の高い製品を選ぶことで、日々の生活がより快適になります

ジロー

選ぶ際は、設置場所の条件や必要な機能も考慮しながら、自宅にぴったりの一台を見つけましょう。

ポスト一体型のインターホン交換でよくある質問

ポスト一体型のインターホン交換でよくある質問

ポスト一体型のインターホンを交換する際には、初めての人ほど多くの疑問が浮かぶものです。ここでは、実際によく寄せられる質問とその回答をまとめてご紹介します。事前に不安を解消しておくことで、スムーズに交換作業を進めることができます。

既存のポストと同じ形の製品がない場合はどうすればいい?

同じ製品が廃盤になっていたり、サイズや取り付け方式が異なる場合もあります。そのようなときは、サイズが近い製品を選んだ上で、壁や門柱の開口部を調整する必要があります。加工には専門的な工具と技術が必要になるため、エクステリア業者などに相談するのが安全です。

ワイヤレスインターホンは一体型にも対応している?

ワイヤレス式のインターホンは、配線が不要な点で便利ですが、ポスト一体型のように限られたスペースには取り付けられないことがあります。一部メーカーでは対応製品がありますが、設置スペースや電池交換の手間などを踏まえたうえで、機種を選ぶ必要があります。

交換作業は自分でできる?

製品によってはDIY可能なものもあります。ただし、電源直結式や、壁に埋め込まれているタイプは自分での交換が難しく、電気工事士の資格が必要です。不安な場合は無理をせず、専門業者に依頼したほうが安心です。

ポスト部分だけを交換することはできる?

前述の通り、ポストとインターホンが一体型になっている場合、ポスト部分だけを交換するのは困難なケースもあります。ただし、同じメーカーの互換性がある製品や、ポストだけのパーツ販売がある場合は、対応できる可能性があります。

どれくらいの費用がかかるの?

交換する製品の価格帯や工事内容によって異なります。シンプルな交換であれば20,000円〜30,000円程度ですが、配線工事や門柱の加工が必要になると、50,000円以上かかることもあります。事前に見積もりを取っておくと安心です。

このように、ポスト一体型インターホンの交換にはさまざまなポイントがあります

ジロー

自宅の状況や目的に合った製品を選び、必要に応じて専門業者に相談することで、失敗のない交換を実現することができます。

ポスト一体型のインターホン交換に関する総括

記事のポイントを、まとめます。

  • ポスト一体型は構造が複雑で、DIY交換が難しい
  • 交換前にポストの仕様と、子機サイズを確認する必要がある
  • 配線の取り扱いには、細心の注意が求められる
  • 子機がポストに埋め込まれている場合は、分解手順を誤らないことが重要
  • 数ミリの寸法差でも、取り付けできないケースがある
  • 専用設計のインターホン付きポストを選ぶと、設置がスムーズ
  • 配線接続後はしっかりと固定し、内部作業のスペースも確保する
  • 室内親機の動作確認は、必ず行う
  • 間違った取り付けは、防水性やポスト機能に悪影響を及ぼす
  • 見た目がスマートで、デザイン性を重視する人に人気がある
  • 防犯性の向上に、つながる利点もある
  • 交換や修理が難しく、製品の選択肢が少ない点がデメリット
  • 虫や雨水の侵入を防ぐには、定期メンテナンスが必要
  • インターホンの種類によっては、資格が必要な作業となる
  • 専門業者への依頼で、安全かつ確実な交換が可能になる

【参考】
>>インターホンとドアホンの違いとは?用途や特徴と失敗しない選び方
>>スマホ連動の後付けインタホーンをマンションに最適な設置と活用法
>>インターホンがならないようにするには?設定や静音対策の完全ガイド

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