フローリングのニス剥がれ補修のコツって?DIYやプロ依頼まで解説

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フローリングのニス剥がれ補修のコツって?DIYやプロ依頼まで解説

フローリングのニスが剥がれてしまい、見た目が気になっている方も多いのではないでしょうか。傷や色あせが目立つようになると、どう対処すれば良いか悩みます。

この記事では、フローリング用ニスの種類と選び方とは何か、そしてフローリングのニスとワックスの違いなど、基本的な疑問にお答えします。

また、ご自身で修理に挑戦したい方のために、フローリングのニス剥がれ補修に必要な道具や、具体的なフローリングのニス剥がれを補修する方法を、詳しく解説します。フローリングのニス塗りを失敗した時のリカバリー方法もご紹介するので、初めての方でも安心して取り組めるはずです。

さらに、ニスの上からワックスを塗ってもOK?という疑問や、フローリング用のニスは100均で売ってるのかといった、手軽な方法についても触れていきます。特に、賃貸でフローリングのニスが剥がれた時の対処法は、余計な出費を避けるために知っておくべき大切なポイントです。

ジロー

もし、DIYが不安ならフローリング補修はプロにお任せするという選択肢も含め、最適な解決策を見つける手助けとなる情報をお届けします。

【記事のポイント】
1.フローリングのニス剥がれを、自分で補修する具体的な手順
2.ニスの種類やワックスとの違いなど、補修前に知るべき基礎知識
3.DIYでの失敗を防ぐコツと、リカバリー方法
4.賃貸物件での適切な対応や、プロに依頼する際のポイント

目次

フローリングのニス剥がれはDIYで補修可能

フローリングのニス剥がれはDIYで補修可能
住宅設備トレンド最前線・イメージ
  • フローリング用ニスの種類と選び方とは?
  • フローリングのニスとワックスの違いって?
  • フローリングのニス剥がれ補修に必要な道具
  • フローリングのニス剥がれを補修する方法
  • フローリングのニス塗りを失敗した時のリカバリー

フローリング用ニスの種類と選び方とは?

フローリング用ニスの種類と選び方とは?
住宅設備トレンド最前線・イメージ

フローリングの補修を始める前に、まずはニスの種類とそれぞれの特徴を理解することが大切です。ニスは成分や用途によっていくつかのタイプに分かれており、適切なものを選ばないと、きれいに仕上がらないばかりか、すぐに剥がれてしまう可能性もあります。

ニスの種類主な特徴メリットデメリット
水性ウレタンニスフローリングに最適臭いが少ない、速乾、耐久性が高い、安全性が高い製品もある油性に比べると塗膜の強度はやや劣る
油性ウレタンニス屋外用として使われる密着力・耐久性が非常に高い臭いが強い、乾燥に時間がかかる
水性アクリルニス工作用安価で手軽耐久性が低く、フローリングには不向き
ラッカーニス速乾で硬い塗膜乾燥が速い、非常に硬い塗膜を形成臭いが非常に強く、屋内での広範囲使用は非推奨

水性ウレタンニス

フローリング補修において最も推奨されるのが、水性ウレタンニスです。このニスは、乾燥後の塗膜が硬く耐久性に優れていながら、塗装中の臭いが少なく、乾燥が速いという利点があります。

また、使用したハケや道具を水で洗い流せるため、後片付けが非常に簡単な点もDIYに向いています。食品衛生法に適合した製品もあり、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して使用できるのが大きなメリットです。

油性ウレタンニス

油性ウレタンニスは、水性よりもさらに強力な塗膜を形成し、密着力や耐久性が非常に高いのが特徴です。そのため、雨風にさらされる屋外のウッドデッキや、玄関ドアなどに主に使用されます。

しかし、乾燥に時間がかかり、塗装中や乾燥中もシンナー系の強い臭いが発生するため、換気が難しい屋内での使用はあまり推奨されません。プロでも特別な理由がない限り、屋内のフローリングには水性タイプを選ぶのが一般的です。

水性アクリルニス

ホームセンターなどで「水性ニス」として安価に販売されていることが多いのが、水性アクリルニスです。手軽に購入できる反面、ウレタンニスに比べて塗膜の耐久性が劣ります。

人が歩行する負荷がかかるフローリングに使用すると、短期間で摩耗したり剥がれたりする恐れがあるため、基本的には推奨されません。手が頻繁に触れない装飾品や、一時的な工作などに用途を限定するのが良いでしょう。

ラッカーニス

クリアラッカーとも呼ばれるラッカーニスは、乾燥が非常に速く、硬い塗膜を作るのが特徴です。木目を活かした透明な仕上がりになります。ただし、油性ニスと同様に臭いが非常に強いため、部屋全体のフローリング塗装には向きません。

どうしても高い硬度が必要な、日差しが強く当たる窓際などのごく部分的な補修に限定して、使用を検討するのが現実的です

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これらの特徴を踏まえると、室内のフローリング補修には、性能と扱いやすさのバランスが取れた「水性ウレタンニス」が最適な選択肢と考えられます。

フローリングのニスとワックスの違いって?

フローリングのニスとワックスの違いって?
住宅設備トレンド最前線・イメージ

フローリングの保護材としてニスとワックスは混同されがちですが、その性質と目的は大きく異なります。両者の違いを理解することで、ご自宅のフローリングにどちらが適しているかを正しく判断できます。

2つの主な違いとは

主な違いは、塗膜の「硬さ」「耐久性」にあります。ニスはフローリングの表面に硬い樹脂の膜(塗膜)を形成し、木材そのものを保護します。一度塗装すると、製品や施工方法にもよりますが3年〜5年程度の高い耐久性を持ち、傷や汚れ、水分からフローリングを強力に守ってくれます。

一方、ワックスはフローリングの表面にロウ質の薄い層を作り、ツヤ出しや撥水を目的とします。ニスの塗膜に比べると柔らかく、耐久性も半年〜1年程度と短いため、定期的な塗り直しが必要です。ただし、ワックスは比較的安価で作業も手軽に行えるというメリットがあります。

賃貸物件の場合、ワックスがけは日常的なメンテナンスと見なされることが多いですが、ニス塗装は「加工」と見なされ、原状回復の際に問題となる可能性も考えられます。

このように、強力な保護効果と長期間の耐久性を求めるならニス、手軽さとコストを重視し定期的なメンテナンスを厭わないならワックスが、適していると言えます。

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ご自身の住まいの状況や、どこまでの保護性能を求めるかに合わせて選ぶことが鍵となります。

フローリングのニス剥がれ補修に必要な道具

フローリングのニス剥がれ補修に必要な道具
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フローリングのニス補修を自分で行う場合、作業をスムーズに進め、きれいな仕上がりを実現するために適切な道具を揃えることが不可欠です。あらかじめ必要なものをリストアップし、準備万端で作業に臨みましょう。

水性ウレタンニス

まず、主役となる「水性ウレタンニス」が必要です。フローリングの色に合わせて着色タイプを選ぶか、木目を活かす透明なクリアタイプを選びます。

サンドペーパー

次に、下地処理のための道具として「サンドペーパー」が、欠かせません。古い塗装やささくれを削り、表面を滑らかにするために使います。目の粗さが異なるものを複数用意すると良いでしょう。例えば、古い塗膜を剥がすための120番、表面を整える240番、仕上げの400番といった形で揃えると作業が捗ります。

刷毛&コテバケ

塗装用具としては、「刷毛」「コテバケ」があると便利です。壁際や隅などの細かい部分は刷毛を使い、広い面積はコテバケを使うと、ムラなく均一に塗り広げることができます。ニスを少量出して使うための「受け皿」も忘れないようにしましょう。

マスキングテープ&マスカー

周辺を汚さないための養生用具も大切です。壁や巾木との境目に「マスキングテープ」を貼り、床の広範囲をカバーするために「マスカー」や新聞紙、ビニールシートを用意します。

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その他、古いワックスが残っている場合に使う「ワックスはがし」と「ヘラ」、手を保護するための「ゴム手袋」、作業後の清掃に使う掃除機やきれいな布(ウエス)があれば、万全です。

フローリングのニス剥がれを補修する方法

フローリングのニス剥がれを補修する方法
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道具が揃ったら、いよいよ補修作業に入ります。焦らず、丁寧な作業を心がけることが成功の秘訣です。ここでは、具体的な作業手順を4つのステップに分けて、解説します。

ステップ1:下準備と養生

まず、作業箇所のゴミやホコリを掃除機で完全に取り除き、固く絞った布で水拭きして汚れを落とします。フローリングにワックスが塗られている場合は、この段階でワックスはがしとヘラを使ってきれいに剥がしてください。

古いワックスが残っていると、ニスの密着を妨げる原因になります。

次に、ニスが付着してはいけない壁や巾木、家具などをマスキングテープやマスカーでしっかりと保護(養生)します。このひと手間が、仕上がりの美しさを大きく左右します。

ステップ2:サンディング(研磨)

養生が終わったら、サンドペーパーで既存の塗装面を研磨していきます。この作業は、古い塗膜を除去し、新しいニスがしっかりと密着するための足場を作る重要な工程です。

まず120番などの粗い番手で削り始め、次に240番、400番と徐々に目の細かいペーパーに変えて表面を滑らかに整えます。研磨する際は、必ず木目に沿って一方向に動かすのがコツです。

研磨後に出た削りカスは、掃除機で丁寧に吸い取り、再度固く絞った布で拭き取って、表面をきれいな状態にしましょう。

ステップ3:ニスの塗装

いよいよニスを塗っていきます。ニスは厚塗りせず、薄く均一に塗り広げることを意識してください。壁際や隅は刷毛で、広い面はコテバケを使うと効率的です。

塗装は基本的に2度塗りを行います。1回目の塗装が終わったら、製品に記載されている乾燥時間を守って十分に乾かします。その後、2回目の塗装を同様に薄く塗り重ねることで、より丈夫で美しい塗膜が完成します。速乾性のニスの場合、何度も同じ場所を往復してこするとスジが残りやすいので、手早く一方向に塗るように注意が必要です。

ステップ4:乾燥と仕上げ

2回目の塗装が終わったら、ニスが完全に乾く前に、養生で使ったマスキングテープやマスカーをゆっくりと剥がします。ニスが乾燥してから剥がすと、せっかく塗った塗膜まで一緒に剥がれてしまうことがあるため、このタイミングが大切です。

その後は、塗料が完全に硬化するまで、人が歩いたり家具を置いたりしないように注意しながら、しっかりと乾燥させます

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製品によりますが、完全に硬化するまでには数日かかる場合もあります。

フローリングのニス塗りを失敗した時のリカバリー

フローリングのニス塗りを失敗した時のリカバリー
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丁寧に作業しても、慣れないうちは失敗してしまうこともあります。しかし、慌てずに対処すればリカバリーは可能です。よくある失敗例と、その対処法を知っておきましょう。

塗りムラ

最も多い失敗が、「塗りムラ」です。これは、ニスを厚く塗りすぎたり、均一に塗り広げられていなかったりすることが原因で起こります。

もしムラができてしまったら、ニスが完全に乾燥するのを待ってから、400番程度の目の細かいサンドペーパーでムラになっている部分を軽く研磨し、表面を平らにします。その後、再度ニスを薄く塗り直すことで修正が可能です。

ホコリやゴミの混入

次に、「ホコリやゴミの混入」もよくあるトラブルです。塗装中に空気中のホコリが落ちて、塗膜に付着してしまうケースです。これも完全に乾燥させた後、ゴミが付着した部分をサンドペーパーで慎重に削り取り、再度ニスを薄く塗って補修します。

作業前後の清掃を徹底することが、この失敗を防ぐ鍵となります。

気泡ができてしまう

また、「気泡」ができてしまうこともあります。これは、ニスを塗る際に刷毛を激しく動かしすぎたり、ニスを容器の中で強く振り混ぜたりすることで空気が混入するのが原因です。

できてしまった気泡は、乾燥後にやはりサンディングで削ってから再塗装します。塗装の際は、ゆっくりと刷毛を動かすことを心がけましょう。

失敗しても焦らず、乾燥を待ってから対処するのが基本です

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無理に乾く前に修正しようとすると、かえって状態を悪化させてしまうので注意してください。

フローリングのニス剥がれに関する応用知識

フローリングのニス剥がれに関する応用知識
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  • ニスの上からワックスを塗ってもOK?
  • フローリング用のニスは100均で売ってる?
  • 賃貸でフローリングのニスが剥がれた時の対処法
  • DIYが不安ならフローリング補修はプロにお任せ
  • フローリングのニス剥がれでよくある質問

ニスの上からワックスを塗ってもOK?

ニスの上からワックスを塗ってもOK?
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ニスで仕上げたフローリングのツヤをさらに出したい、あるいは保護したいという理由で、上からワックスを塗ることを考える方がいるかもしれません。しかし、これは基本的に推奨されません。

なぜなら、ニスの硬い塗膜の上にワックスを塗っても、ワックスの成分がうまく密着せず、非常に剥がれやすい状態になるからです。人が歩くだけでワックスがまだらに剥げてしまったり、滑りやすくなったりして、かえって見た目を損なう結果になりかねません。

フローリングのメンテナンスは、ニスかワックスのどちらか一方の仕上げ方法を選択するのが原則です。

もし、現在ワックスで手入れしている床をニス仕上げに変更したい場合は、必ずワックス剥離剤を使って既存のワックスを完全に除去してから、ニスを塗る必要があります。

前述の通り、ニスとワックスは性質が全く異なるものです。それぞれの特性を理解し、混ぜて使うことは避けるようにしましょう

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ツヤの状態を調整したい場合は、ツヤあり、半ツヤ、ツヤ消しといった異なる種類のニスを塗り重ねることで、対応するのが正しい方法です。

フローリング用のニスは100均で売ってる?

フローリング用のニスは100均で売ってる?
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手軽に材料を揃えたいと考えたとき、100円ショップでニスが手に入るか気になる方もいるでしょう。実際に、ダイソーなどの100円ショップでは「水性ニス(木部工作用)」といった名称で、販売されています。

100均ニスのメリット

100円ショップのニスの最大のメリットは、「手軽さと価格」です。ごく小さな傷の補修や、本格的な作業の前に色味を試してみたいといった場合に、少量から購入できるのは非常に便利です。品質も、価格を考えれば決して悪くなく、小さな面積の補修であれば十分に対応可能な場合があります。

100均ニスのデメリット

一方で、デメリットも理解しておく必要があります。まず、内容量が20ml〜80ml程度と非常に少ないため、ある程度の広さのフローリングを補修するには「何本も購入する必要」があり、結果的にホームセンターで大きな容量のものを買うより割高になる可能性があります。

また、耐久性の面では、フローリング専用として販売されている水性ウレタンニスと比較すると劣る可能性があります。人が頻繁に歩く場所の補修に使うと、摩耗が早いことも考えられます

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これらのことから、100円ショップのニスは、家具の小さな傷のタッチアップや、目立たない場所でのごく部分的な補修など、用途を限定して活用するのが賢明な使い方と言えます。

賃貸でフローリングのニスが剥がれた時の対処法

賃貸でフローリングのニスが剥がれた時の対処法
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賃貸のアパートやマンションでフローリングのニスが剥がれてしまった場合、自分で補修しようと考えるのは非常に危険です。退去時に、高額な修繕費用を請求される事態を避けるためにも、適切な対処法を知っておくことが大切です。

最も重要なことは、問題を発見したら、自己判断で修理を試みる前に、速やかに管理会社や大家さんに報告・相談することです。フローリングのニス剥がれは、家具の移動などによる過失で発生した場合を除き、多くは経年劣化と見なされます。

国土交通省が定める「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によれば、経年変化や通常の使用による損耗(自然損耗)の修繕費用は、貸主(大家さん)の負担とされています。

つまり、普通に生活していてニスが剥がれてきたのであれば、借主(あなた)が修理費用を負担する必要はない可能性が高いのです。

もし自分で不完全に塗装してしまうと、かえって「善管注意義務違反(借りたものを注意して管理する義務を怠った)と見なされ、元の状態に戻すための費用や、DIY塗装を剥がすための費用まで請求されかねません。

したがって、賃貸物件でのニス剥がれは、まず「何もしないで報告する」のが鉄則です

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報告することで、貸主側の責任範囲が明確になり、不要なトラブルを防ぐことができます。

DIYが不安ならフローリング補修はプロにお任せ

DIYが不安ならフローリング補修はプロにお任せ
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DIYでの補修方法をご紹介してきましたが、広範囲にわたる剥がれや、リビングなど人目につく場所をきれいに仕上げたい場合には、専門の業者に依頼するのが最も確実な選択です。

特に、劣化したフローリングは場所によってニスの吸い込み方が異なり、色ムラなく均一に仕上げるには高い技術と経験が求められます。

自分で時間をかけて作業した結果、仕上がりに満足できずに結局プロに頼むことになっては、時間も費用も無駄になってしまいます。最初からプロに任せることで、確実な仕上がりと長期的な安心感を得られます。

専門業者を探す際には、複数の業者から見積もりを取れる一括見積もりサイトを利用すると便利です。以下に、代表的なサービスを2つご紹介します。

リフォーム比較プロ

「リフォーム比較プロ」は、約500社の加盟店の中から、お住まいの地域や要望に合った業者を紹介してくれるサービスです。エクステリアプランナーによる無料診断が受けられるほか、厳格な審査基準を設けており、評判の悪い業者は登録削除されるため、安心して業者を選ぶことができます。

累計利用者数30万人以上の実績も、信頼の証です。見積もりだけでなく、専門家のアドバイスも欲しいという方におすすめです。

こちらの記事「リフォーム比較プロの評判は本当?口コミの本音と失敗しない注意点」では、口コミやメリットデメリットなど他、評判や特徴を徹底解説しましたので、是非参考にしてください♪

リショップナビ

「リショップナビ」も、無料で複数のリフォーム業者を比較検討できる人気のサイトです。特にカスタマーサポートが充実しており、電話で要望を詳しくヒアリングした上で、条件に合った業者を最大5社まで厳選して紹介してくれます。

加盟業者数が多く、様々な選択肢の中から比較したい方に適しています。保証制度が充実している点も、安心して依頼できるポイントです。

こちらの記事「リショップナビの口コミが気になる…メリットデメリットや注意点とは」では、口コミやメリットデメリットなど他、評判や特徴を徹底解説しましたので、是非参考にしてください♪

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プロに依頼するのであれば、検討してみてください。

フローリングのニス剥がれでよくある質問

フローリングのニス剥がれでよくある質問
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ここでは、フローリングのニス剥がれに関して、多くの方が抱く疑問についてQ&A形式でお答えします。

部分的な補修だけでも大丈夫ですか?

はい、可能です。剥がれが小さい範囲であれば、その部分だけを補修することができます。ただし、周りの色と完全に合わせるのは難しく、補修箇所が若干目立ってしまう可能性があります。

補修箇所を目立たなくするためには、フローリングの板の目地で区切って、一枚分をまるごと塗装すると、比較的自然な仕上がりになります。

ニスの乾燥にはどれくらいの時間がかかりますか?

使用するニスの種類や、季節、湿度によって大きく異なります。一般的に、水性ウレタンニスの場合、指で触れられるようになるまでの「指触乾燥」は夏場で約2時間、冬場で約6時間程度が目安です。

しかし、これは表面が乾いただけの状態です。完全に硬化して、家具などを置けるようになるまでには、通常3日以上かかると考えておくと良いでしょう。必ず製品の表示を確認してください。

ニスの臭いはどれくらい続きますか?

水性ニスは比較的臭いが少ないですが、塗装中や乾燥中は換気を十分に行う必要があります。完全に乾燥すれば、ほとんど臭いはなくなります。一方、油性ニスやラッカーニスは、乾燥後も数日間は強い溶剤臭が残ることがあります。

作業中はもちろん、その後もしばらくは窓を開けるなどして、しっかりと換気を続けることが大切です。

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よくあるQ&Aも、参考にしてください。

【総括】フローリングのニス剥がれは早めの対処で

この記事では、フローリングのニス剥がれについて、その原因から対処法までを詳しく解説しました。最後に、重要なポイントを改めてまとめます。

  • フローリングのニス剥がれは、放置すると傷や汚れが広がり悪化する
  • 補修には性能と扱いやすさから、水性ウレタンニスが最も適している
  • ニスは硬い塗膜で保護するもので、ワックスとは役割が全く異なる
  • DIY補修にはニス、サンドペーパー、刷毛、養生テープなどが必要
  • 補修の鍵は古い塗膜を削り落とす、丁寧な下地処理にある
  • 塗装は厚塗りせず薄く2回に分けて塗るのが、ムラなく仕上げるコツ
  • 失敗した場合は完全に乾燥させてから、サンディングして修正する
  • ニスの硬い塗膜の上にワックスを塗るのは、密着せず推奨されない
  • 100均のニスはごく小さな部分補修や、試用には便利だが耐久性に注意
  • 賃貸物件でニスが剥がれたら、自己判断で補修せずまず管理会社に報告
  • 経年劣化による剥がれは、貸主負担で修理できる可能性が高い
  • 広い面積や人目につく場所は、プロに依頼するのが確実で安心
  • プロを探す際は、一括見積もりサイトの利用が効率的
  • 部分補修は可能だが、周囲との色の差が目立つことがある
  • ニスの完全硬化には数日を要するため、その間は歩行や家具の設置を避ける

【参考】
>>フローリングのえぐれ傷補修は100均で可能?簡単DIY術をご紹介
>>クッションフロアのえぐれ補修は簡単?DIYで直す方法や予防策とは
>>カーペットを切るハサミの選び方って?上手に切るコツやおすすめ商品
>>クッションフロアのへこみの直し方は簡単?自分で出来る補修と予防策

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