エアコンを1ヶ月つけっぱなしにすると、電気代や故障のリスクが気になる方も多いのではないでしょうか。つけっぱなしにしてしまうと壊れるのではと悩み、長時間運転による影響や適切な使い方を知りたいと考えているかもしれません。
エアコンをつけっぱなしにすることには、室温を安定させ快適な環境を維持できるメリットがあります。一方で、電気代の増加や部品の劣化といったデメリットも無視できません。エアコンの連続運転には限界があり、適切なメンテナンスを怠ると寿命を縮める原因にもなります。
本記事では、1ヶ月つけっぱなしにした際の電気代や、エアコンが故障する主な原因、修理や交換の費用相場について詳しく解説します。また、エアコンを長持ちさせるコツや正しいクリーニング方法、信頼できるエアコンクリーニング業者についてもご紹介します。

適切な管理を行いながら、エアコンを快適に使用するためのポイントを知り、賢く活用していきましょう。
【記事のポイント】
1.エアコンを1ヶ月つけっぱなしにすると、どうなるか
2.つけっぱなしにする際の、メリットデメリット
3.エアコンの故障原因や、寿命を縮める要因
4.故障時の修理・交換費用や、メンテナンス方法
エアコンは1ヶ月つけっぱなしで壊れる?影響とリスク


- エアコンを1ヶ月つけっぱなしにするとどうなる?
- つけっぱなしのメリットデメリット
- エアコン連続運転の限界とリスク
- 1ヶ月つけっぱなしにすると電気代はいくら?
- エアコンを長持ちさせるコツ
エアコンを1ヶ月つけっぱなしにするとどうなる?


エアコンを1ヶ月間つけっぱなしにすると、室内環境や電気代、エアコン本体の状態にさまざまな影響が出ます。特に、電気代の増加や部品の劣化、フィルターの汚れが気になるポイントです。一方で、部屋の温度を一定に保てるメリットもあります。
電気代の影響
まず、電気代への影響ですが、エアコンは起動時に最も電力を消費します。そのため、頻繁にオンオフを繰り返すよりも、一定の温度で運転を続ける方が電気代が安くなるケースがあります。ただし、消費電力は外気温や部屋の断熱性、エアコンの設定温度によって左右されるため、一概に「つけっぱなしの方が安い」とは言い切れません。
エアコン本体の影響
次に、エアコン本体への影響について考えます。エアコンは基本的に長時間運転に耐えられるよう設計されていますが、24時間連続で稼働させると、コンプレッサーやファンモーターなどの部品に負担がかかり、寿命が短くなる可能性があります。
また、連続運転することで内部の結露が発生し、カビやホコリの蓄積が進みやすくなります。これにより、エアコンの性能が低下し、異臭や効きの悪さを感じることもあるでしょう。
内部汚れによる劣化
さらに、フィルターや内部の汚れも無視できません。1ヶ月間つけっぱなしにすると、フィルターにホコリが溜まりやすくなります。フィルターが詰まると空気の流れが悪くなり、冷暖房効率が低下して電気代が余計にかかる可能性があります。さらに、内部の熱交換器やファンにも汚れが付着し、エアコンの寿命に影響を及ぼすことがあります。
このように、エアコンを1ヶ月間つけっぱなしにすると、電気代の増加や部品の劣化、フィルターの汚れなどのデメリットが生じる可能性があります。



ただし、室温を安定させ、エアコンの起動時の負担を減らせるというメリットもあるため、こまめな掃除や適切な設定を心がけることで、より快適に使用することができます。
つけっぱなしのメリットデメリット
エアコンをつけっぱなしにすることには、いくつかのメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。効率よくエアコンを使うためには、それぞれのポイントを理解し、状況に応じた使い方を選ぶことが大切です。
メリット | デメリット |
---|---|
室温を安定させられる | 電気代が増える可能性がある |
エアコンの負担を軽減できる | エアコン内部にホコリやカビが溜まりやすい |
消し忘れの心配がなくなる | エアコンの寿命が短くなる可能性がある |
条件次第で電気代を節約できる | 自動清掃機能が作動しない場合がある |
つけっぱなしのメリット
1.室温を安定させられる
エアコンをつけっぱなしにすると、室内の温度が一定に保たれるため、快適な環境を維持しやすくなります。特に、真夏や真冬は外気温の変化が大きいため、エアコンをこまめにオンオフすると、急激な温度変化が発生しやすくなります。これを防ぐことで、体への負担を減らし、健康面でもプラスの影響があります。
2.エアコンの負担を軽減できる
エアコンは起動時に最も電力を消費し、部品への負荷も大きくなります。頻繁にオンオフを繰り返すと、そのたびにコンプレッサーがフル稼働するため、かえってエアコンに負担がかかることがあります。つけっぱなしにすることで、安定した運転が可能になり、長期的に見てエアコンの寿命を延ばす効果も期待できます。
3.消し忘れの心配がなくなる
外出時にエアコンを消すべきか迷ったり、帰宅後に暑い部屋を冷やすまでの時間を我慢したりする必要がなくなります。特に、ペットを飼っている家庭では、つけっぱなしにすることで動物の健康管理にも役立ちます。
4.条件次第で電気代を節約できる
外気温が高い時間帯に限って言えば、エアコンをつけっぱなしにしていた方が消費電力を抑えられる場合があります。例えば、30分〜1時間程度の短時間の外出なら、オフにするよりもつけたままの方が電気代の節約につながることもあります。
つけっぱなしのデメリット
1.電気代が増える可能性がある
エアコンをつけっぱなしにすることで、電気代が必ずしも安くなるとは限りません。特に、夜間や涼しい時間帯にまで運転し続けると、不要な電力を消費することになり、結果的に電気代が高くなることがあります。節電のためには、タイマー機能を活用するなど、状況に応じた運転方法を選ぶことが重要です。
2.エアコン内部にホコリやカビが溜まりやすい
長時間運転していると、エアコン内部に湿気がこもり、カビが発生しやすくなります。また、フィルターには空気中のホコリが溜まりやすくなり、定期的な掃除を怠ると冷暖房効率が低下します。エアコンのメンテナンスをしないまま運転し続けると、異臭が発生したり、アレルギーの原因になったりすることもあるため、こまめな清掃が必要です。
3.エアコンの寿命が短くなる可能性がある
エアコンは長時間運転できるように設計されていますが、それでも24時間365日稼働し続けると、部品の劣化が早まることがあります。特に、コンプレッサーやファンモーターなどの重要な部品は、使用時間に比例して摩耗するため、結果的に寿命が短くなることもあります。適度に休ませることで、エアコンの負担を軽減できるでしょう。
4.自動清掃機能が作動しない場合がある
最近のエアコンには、自動で内部を掃除する機能が搭載されているものが多いですが、この機能は運転が停止している間に作動する仕組みになっています。そのため、つけっぱなしにしていると自動清掃機能が働かず、内部の汚れが溜まりやすくなる可能性があります。
エアコンをつけっぱなしにすることには、快適性や電気代の面でメリットがある一方、メンテナンスや寿命の観点では注意が必要です。



電気代を抑えつつ快適な環境を維持するためには、タイマー機能の活用や定期的な清掃を心がけ、状況に応じた運転方法を選ぶことが大切です。
エアコン連続運転の限界とリスク


エアコンは長時間の運転にも耐えられる設計になっていますが、限界がないわけではありません。ここでは、エアコンの連続運転による限界と、それに伴う危険性について解説します。
エアコンの連続運転による限界
1.部品の劣化と寿命の短縮
エアコンのコンプレッサーやファンモーターは、長時間稼働できるように設計されていますが、それでも消耗品です。24時間365日連続で運転していると、摩耗が早まり、本来の寿命よりも短い期間で故障するリスクが高くなります。
特に、一般的な家庭用エアコンの耐用年数は約10年とされていますが、連続使用の負荷がかかるとそれより短くなる可能性があります。
2.冷媒ガスの消耗と効率の低下
エアコンの冷却機能は、冷媒ガスを循環させることで成り立っています。しかし、長時間の運転を続けると、微量ながら冷媒ガスが減少し、冷房や暖房の効率が落ちることがあります。冷媒が不足すると、設定温度になかなか到達せず、エアコンの負担がさらに増す悪循環が発生します。
3.室外機のオーバーヒート
エアコンの室外機は、屋外の空気を取り込みながら熱を逃がす役割を持っています。しかし、連続運転によって熱がこもりやすくなると、冷却効率が低下し、最悪の場合、オーバーヒートを引き起こすことがあります。特に、直射日光が当たる場所に設置されている室外機は、夏場に温度が上がりやすいため注意が必要です。
エアコンの連続運転によるリスク
1.電気代の増加
エアコンを連続運転すると、常に電力を消費し続けるため、月々の電気代が高くなる可能性があります。特に、外気温との差が大きい夏や冬は、エアコンがフルパワーで稼働しやすくなるため、消費電力が増加しやすいです。効率的な運転を心がけないと、無駄なエネルギー消費につながることもあります。
2.カビやホコリの蓄積
エアコンを長時間運転し続けると、内部の湿度が上がり、カビが発生しやすくなります。また、フィルターや熱交換器にホコリが溜まりやすくなり、空気の循環が悪くなることもあります。これにより、エアコンの効率が低下するだけでなく、カビの胞子やホコリが室内に放出され、アレルギーや健康被害の原因になることがあります。
3.自動クリーニング機能が働かない
多くのエアコンには、自動クリーニング機能が搭載されていますが、この機能はエアコンを停止した際に作動する仕組みになっています。そのため、つけっぱなしにしていると内部のホコリやカビが蓄積しやすくなり、結果的に性能が落ちるだけでなく、異臭や健康被害の原因になることもあります。
4.停電や異常時のリスク
エアコンを常時つけっぱなしにしていると、突然の停電やブレーカーの異常により、エアコンが停止してしまうことがあります。また、古いエアコンや配線が劣化している場合、過熱によるトラブルが発生する可能性もあるため、適切なメンテナンスが必要です。
安全にエアコンを使うための対策
エアコンの連続運転によるリスクを最小限に抑えるためには、いくつかの対策が効果的です。
1.タイマー機能を活用する
一日中フル稼働させるのではなく、就寝時や外出時にはタイマーを設定し、一定時間ごとにエアコンを休ませると良いでしょう。
2.フィルターの定期清掃を行う
1〜2週間に1回はフィルターを掃除し、ホコリやカビの蓄積を防ぐことが大切です。
3.室外機の環境を整える
直射日光を避けるために日よけを設置したり、周囲の障害物を取り除くことで、冷却効率を維持できます。
4.年に1〜2回のプロのクリーニングを依頼する
エアコン内部のカビや汚れは自分で完全に取り除くことが難しいため、定期的に専門業者のクリーニングを利用すると、長持ちしやすくなります。
エアコンは連続運転できるように設計されていますが、過度な使用は部品の劣化や室外機のオーバーヒートなどのリスクを高めます。



そのため、適切なメンテナンスや運転方法を心がけることが、エアコンを安全かつ長持ちさせるポイントとなります。
1ヶ月つけっぱなしにすると電気代はいくら?
エアコンを1ヶ月間つけっぱなしにした場合、電気代がどれくらいになるのか気になる人は多いでしょう。エアコンの消費電力は、使用環境や設定温度によって大きく変動するため、一概に「これくらい」と断定することはできません。
しかし、計算方法を理解すれば、おおよその電気代を予測することが可能です。
エアコンの電気代の基本計算式
エアコンの電気代は、以下の計算式で求められます。
消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電気料金単価(円/kWh) = 1日の電気代
これを1ヶ月分に換算すると、
1日の電気代 × 30日 = 1ヶ月の電気代
例えば、一般的な6畳用エアコン(消費電力500W = 0.5kW)を24時間つけっぱなしにした場合を考えます。電気料金単価を27円/kWh(全国平均)として計算すると、
0.5kW × 24時間 × 27円 = 324円/日
324円 × 30日 = 9,720円/月
つまり、1ヶ月間エアコンをつけっぱなしにすると、約9,720円の電気代がかかる計算になります。
エアコンの設定温度や使用環境による電気代の変動
エアコンの消費電力は、室温と設定温度の差によって変わります。
外気温が高い夏場(冷房):設定温度を下げるほど消費電力が増える。
外気温が低い冬場(暖房):暖房運転は冷房より消費電力が高い傾向がある。
断熱性の低い部屋:冷暖房の効果が下がり、エアコンの負荷が増える。
フィルターの汚れが溜まっている:風量が低下し、必要以上に電力を消費する。
これらの要因によって、電気代は大きく変動します。例えば、外気温が35℃以上の日に冷房を強く効かせる場合、電気代が1.5倍以上になることもあります。
つけっぱなしの方が電気代を節約できるケース
エアコンは、起動時に最も多くの電力を消費します。そのため、頻繁にオンオフを繰り返すと、かえって電気代が高くなることがあります。特に、短時間の外出(30分~1時間程度)の場合は、エアコンをつけたままにしておく方が省エネにつながるケースもあります。
一方で、長時間外出する場合は、エアコンを消しておいた方が電気代の節約になります。ダイキンの実験によると、1時間以上の外出ではエアコンを切った方が電気代を抑えられるという結果が出ています。
電気代を抑えるための工夫
エアコンを1ヶ月つけっぱなしにする場合、以下の方法を取り入れると電気代の節約につながります。
1.設定温度を適切にする
- 冷房は26〜28℃、暖房は20〜22℃を目安にする。
- 設定温度を1℃変えるだけで、約10%の電気代を削減できる。
2.自動運転を活用する
- 風量を「弱」「微風」にすると、逆に電気代がかかることがある。
- 自動運転にすることで、最適な風量で運転し、無駄な消費電力を抑えられる。
3.サーキュレーターや扇風機を併用する
室内の空気を循環させることで、エアコンの負担を軽減できる。
4.フィルターをこまめに掃除する
2週間に1回はフィルターを掃除し、ホコリの蓄積を防ぐ。
5.部屋の断熱性を高める
窓に遮熱カーテンを使う、断熱シートを貼るなどの工夫をすると、冷暖房の効率が上がり、電気代を節約できる。
エアコンを1ヶ月つけっぱなしにすると、消費電力や使用環境によりますが、約9,000〜15,000円の電気代がかかると考えられます。



「設定温度の調整・フィルターの掃除・サーキュレーターの活用」など、適切な使い方を意識することで、無駄な電力を抑えつつ快適な室温を維持することができます。
エアコンを長持ちさせるコツ


エアコンは適切な使い方やメンテナンスを行うことで、寿命を延ばし、効率よく運転させることができます。ここでは、エアコンを長持ちさせるための具体的なポイントを紹介します。
1.フィルターを定期的に掃除する
エアコンのフィルターは、室内のホコリやゴミを取り除く役割を果たしています。しかし、フィルターが汚れていると空気の流れが悪くなり、エアコンの負担が増えて消費電力が上がるだけでなく、内部の部品にも負荷がかかります。その結果、故障の原因になりやすくなります。
- フィルター掃除は2週間に1回を目安に行う。
- 掃除機でホコリを吸い取り、汚れがひどい場合は水洗いする。
- しっかり乾かしてからエアコンに戻すことで、カビの発生を防ぐ。
2.室外機の周りを整える
室外機は、エアコンの運転において重要な役割を持っています。室外機の周囲に障害物があると、熱交換の効率が低下し、エアコンに負担がかかります。また、直射日光や雨風の影響を受けやすいため、環境によっては劣化が早まることもあります。
- 室外機の周囲30cm以上は物を置かない。
- 直射日光が当たる場所に設置されている場合は、日よけカバーやすだれを活用する。
- 落ち葉やホコリが詰まらないように月に1回程度掃除する。
3.設定温度を適切にする
エアコンの温度設定が極端すぎると、コンプレッサーへの負荷が大きくなり、部品の摩耗が進みます。特に、冷房や暖房を強めに設定すると、エアコンがフル稼働し続けるため、寿命を縮める原因になります。
- 冷房は26〜28℃、暖房は20〜22℃を目安に設定する。
- サーキュレーターや扇風機を併用し、室内の空気を循環させる。
- 自動運転モードを活用し、負荷を分散させる。
4.こまめなオンオフを避ける
エアコンは、起動時に最も電力を消費します。頻繁にオンオフを繰り返すと、コンプレッサーに過剰な負荷がかかり、部品の劣化が進みやすくなります。短時間の外出であれば、電源を切らずにつけっぱなしにしておく方がエアコンにとっては負担が少なくなります。
- 30分〜1時間程度の外出なら電源を切らずにつけっぱなしにする。
- 就寝時や長時間の外出時はタイマー機能を活用する。
- 適切な温度設定と風量調整を行い、負荷を減らす。
5.定期的に内部クリーニングを行う
エアコン内部は、使用を続けるうちにカビやホコリが蓄積しやすくなります。そのまま放置すると、冷暖房の効率が低下するだけでなく、異臭などの原因にもなります。特に、夏場に冷房を使った後は内部が湿気を含みやすく、カビが発生しやすい状態になります。
- 月に1回は内部クリーン機能を使用する(機能がない場合は送風運転で乾燥させる)。
- 1年に1〜2回はプロのエアコンクリーニングを依頼する。
- ルーバーや吹き出し口も定期的に拭き掃除を行う。
7.長期間使わないときの対策
エアコンを数ヶ月使用しない期間がある場合、そのまま放置しているとホコリが溜まり、内部のカビが繁殖しやすくなります。また、内部の部品が劣化し、次に使用する際に故障のリスクが高まることもあります。
- 長期間使わない前に、フィルターを掃除しておく。
- 送風運転を1〜2時間行い、内部を乾燥させる。
- 室外機の周りの汚れを取り除き、異物が入り込まないようにする。
エアコンを長持ちさせるためには、定期的なフィルター掃除や適切な設定温度の維持、無駄なオンオフを避けることが重要です。



長期間使用しない場合でも、事前のメンテナンスを怠らないことで、次のシーズンも快適に使用できるでしょう。
エアコンが1ヶ月つけっぱなしで壊れる…故障と対策


- エアコンが故障する原因とは?
- エアコンが故障した際の修理と交換費用の相場
- エアコンの正しいメンテナンスとクリーニング
- エアコンクリーニングでおすすめの業者
- エアコンつけっぱなしに関するよくある質問
エアコンが故障する原因とは?


エアコンは精密な機械であり、使い方や環境によって故障のリスクが高まります。ここでは、エアコンが故障する主な原因について解説します。
1.フィルターの目詰まり
エアコンのフィルターは、空気中のホコリやゴミをキャッチする役割を持っています。しかし、定期的に掃除をしないと、フィルターが目詰まりし、エアコンの風量が低下する原因になります。
- 2週間に1回程度、フィルターの掃除を行う
- 掃除機でホコリを取り、水洗いしてしっかり乾燥させる
2.室外機のトラブル
エアコンの室外機は、屋外の空気を利用して冷暖房を行います。そのため、設置環境が悪いと、性能の低下や故障の原因になりやすくなります。
- 室外機の周囲に物を置かず、風通しを確保する
- 直射日光を避けるため、すだれやカバーを活用する
- 定期的に周辺の掃除を行い、異物の詰まりを防ぐ
3.冷媒ガスの漏れ
エアコンは冷媒ガス(フロンガス)を利用して冷暖房を行います。しかし、経年劣化や設置時の施工ミスによって、冷媒ガスが漏れてしまうことがあります。
- エアコンの効きが悪くなったら、専門業者に点検を依頼する
- 設置後、定期的に冷媒ガスの漏れがないかチェックする
4.コンプレッサーの故障
コンプレッサーはエアコンの心臓部分であり、冷媒ガスを循環させる重要な役割を持っています。この部品が故障すると、エアコンの冷暖房機能がほぼ使えなくなります。
- 無駄なオンオフを避け、適度につけっぱなしにする
- 室外機の排熱環境を整え、熱がこもらないようにする
5.電気系統のトラブル
エアコンは電気で動く機械のため、基盤や配線にトラブルがあると突然動かなくなることがあります。特に、長年使用しているエアコンは、経年劣化により電気系統の部品が故障しやすくなります。
- 10年以上経過したエアコンは、買い替えを検討する
- 配線に異常がないか、定期的に点検を依頼する
6.カビや汚れの蓄積
エアコン内部は湿気がこもりやすく、カビやホコリが溜まりやすい環境になっています。特に、冷房運転後に送風運転を行わないと、内部の水分が蒸発せず、カビの発生を助長することになります。
- 冷房使用後は、送風運転をして内部を乾燥させる
- 1年に1回はプロのクリーニングを依頼する
エアコンが故障する原因はさまざまですが、過剰な負荷などが主な要因となります。



快適な室内環境を維持するために、日頃から適切な管理を心がけましょう。
エアコンが故障した際の修理と交換費用の相場
エアコンが故障した場合、修理するか交換するかを判断することが重要です。ここでは、修理費用の相場や交換費用について詳しく解説します。
エアコン修理の費用相場
エアコンの故障内容によって、修理費用は大きく変わります。比較的軽度な修理であれば数千円程度で済みますが、主要部品の交換が必要になると数万円かかることもあります。
1.修理費用の目安
フィルターや簡単な部品の交換:5,000円~10,000円
冷媒ガスの補充:10,000円~20,000円
基板交換(電子部品の不具合):20,000円~40,000円
コンプレッサーの交換(心臓部分の故障):40,000円~60,000円
2.修理が必要になる主なケース
- エアコンが冷えない、または温まらない
- 異常な音や振動が発生する
- 水漏れが起きる
- リモコン操作が効かない
軽度のトラブルであれば、フィルター掃除やリセット操作で解決する場合もあります。しかし、冷媒ガス漏れやコンプレッサーの故障となると、修理費用が高額になりやすいです。
エアコン交換の費用相場
エアコンが故障し、修理費用が高額になりそうな場合は、交換を検討することも重要です。一般的に、購入から10年以上経過したエアコンは、部品の供給が終了していることも多く、修理よりも買い替えが推奨されます。
1.交換費用の目安(家庭用エアコン)
6畳用(標準モデル):50,000円~100,000円
8~12畳用(高性能モデル):100,000円~200,000円
20畳以上の大型エアコン:200,000円~300,000円
2.交換時にかかるその他の費用
取り外し工事費:5,000円~15,000円
新エアコンの取り付け費用:10,000円~20,000円
室外機の特殊設置(高所作業など):10,000円~30,000円
エアコンの交換は、本体価格だけでなく、工事費や追加費用が発生することを考慮しておく必要があります。
修理と交換のどちらを選ぶべきか?
エアコンが故障した場合、「修理すべきか交換すべきか」の判断が重要になります。以下のポイントを目安にすると、適切な選択ができます。
1.修理を検討すべきケース
- 使用年数が5~7年以内である
- 修理費用が20,000円以下で済む
- 部品の供給がまだある
2.交換を検討すべきケース
- 使用年数が10年以上経過している
- 修理費用が50,000円以上かかる
- 冷房・暖房の効きが悪くなり、電気代が高くなっている
長期間使い続けたエアコンは、修理しても別の部品がすぐに故障する可能性があります。そのため、修理費用が高額になりそうな場合は、新しいエアコンに買い替えるほうがトータルコストを抑えられる場合があります。
修理を依頼する際の注意点
修理を依頼する際は、事前に見積もりを取ることが大切です。メーカー修理と街の修理業者では、費用や対応が異なるため、それぞれの特徴を把握しておくとよいでしょう。
【修理業者の選び方】
メーカーの公式修理:純正部品を使用できるが、費用はやや高め
家電量販店の修理サービス:購入店で依頼できるが、対応機種が限られることがある
街のエアコン修理業者:価格が比較的安いが、技術の差があるため評判を確認する
また、修理費用が高額になりそうな場合は、「その修理でどのくらい長く使えるか」を業者に確認し、交換とどちらが得かを判断することが重要です。
エアコンを買い替える際の節約ポイント
エアコンを交換する場合、少しでも費用を抑える方法を知っておくと経済的です。
【費用を抑える方法】
家電量販店のセールを活用する:夏と冬の終わり(9月・3月)に安くなることが多い
下取りサービスを利用する:古いエアコンを処分費用なしで回収してもらえることがある
工事費込みのセット販売を選ぶ:本体と取り付け工事がセットになったプランは割安な場合がある
エアコンの買い替えは大きな出費になりますが、省エネモデルにすることで電気代を節約できるメリットもあります。
交換する場合は、本体価格だけでなく工事費用や設置費も考慮することが重要です。



エアコンの故障が発生した際は、修理と交換のどちらが適切かを見極め、最適な方法を選びましょう。
エアコンの正しいメンテナンスとクリーニング


エアコンを長く快適に使うためには、定期的なメンテナンスとクリーニングが欠かせません。ここでは、自分でできる日常的なメンテナンス方法と、プロのクリーニングを活用するポイントを詳しく解説します。
1.フィルターの掃除は2週間に1回が目安
エアコンのフィルターは、空気中のホコリやゴミをキャッチする役割を持っています。これが詰まると、風量が低下し、冷暖房の効率が悪くなるため、2週間に1回の掃除が推奨されています。
- エアコンの電源を切る(感電や誤作動を防ぐため)
- フィルターを取り外す(説明書を確認して慎重に行う)
- 掃除機でホコリを吸い取る(表面の汚れを軽く除去)
- 水洗いし、陰干しで乾燥させる(汚れがひどい場合は中性洗剤を使用)
- 完全に乾燥したらエアコンに戻す


2.室外機のメンテナンスで効率アップ
室外機は、エアコンの冷暖房性能を左右する重要な部分です。周囲に障害物があると、空気の流れが悪くなり、効率が低下してしまいます。
- 室外機の前後に物を置かない(最低でも30cm以上のスペースを確保)
- 落ち葉やゴミを取り除く
- 直射日光が当たる場合は日よけを設置する(オーバーヒート対策)
3.冷房使用後の送風運転でカビを防ぐ
冷房運転後は、エアコン内部に水滴が残りやすく、カビが発生しやすい環境になります。そのため、冷房運転のあとに送風運転を30分ほど行うと、内部の乾燥が進み、カビの発生を防げます。
- 冷房を切る前に送風モードに変更し、30分程度運転する
- 自動内部乾燥機能がある場合は、設定をオンにする
4.年に1回はエアコンの内部クリーニング
フィルター掃除だけでは取り除けない汚れが、エアコン内部に蓄積されることがあります。特に、熱交換器や送風ファンにホコリやカビがたまると、悪臭や冷暖房効率の低下の原因になります。
- 自分でできる掃除(フィルター・室外機) → 2週間に1回
- エアコン内部のクリーニング(プロに依頼) → 1年に1回
- エアコンをつけると異臭がする
- 風量が明らかに低下した
- フィルターを掃除しても効きが悪い
5.プロのエアコンクリーニングの費用相場
プロのエアコンクリーニングは、エアコン内部のカビやホコリを徹底的に除去できるため、1年に1回程度の実施が推奨されています。
- ノーマルエアコン:10,000円~15,000円
- お掃除機能付きエアコン:18,000円~25,000円
- 業務用エアコン:30,000円~50,000円
- 口コミや評判をチェックする(価格が安すぎる業者は要注意)
- エコ洗浄対応の業者を選ぶ(環境に優しい洗剤を使用する)
- 追加料金の有無を確認する(基本料金のほかに追加費用が発生することがある)
6.故障を防ぐために避けるべき使い方
エアコンは正しい使い方をすることで、寿命を延ばすことができます。以下のポイントを守ることで、余計な負担をかけずに長持ちさせることが可能です。
- 頻繁にオン・オフを繰り返す → コンプレッサーに負担がかかる
- 極端な温度設定(冷房18℃以下、暖房30℃以上) → 電力消費が増え、故障リスクが高まる
- フィルター掃除を怠る → ホコリが詰まり、風量低下や異臭の原因になる
また、エアコンの使い方を工夫することで、負担を減らし、長持ちさせることが可能です。



適切なメンテナンスを行いながら、快適な空調環境を維持していきましょう。
エアコンクリーニングでおすすめの業者
エアコンの内部にはホコリやカビが溜まりやすく、長期間放置すると冷暖房の効率低下に繋がります。ここでは、信頼できるエアコンクリーニング業者の選び方と、おすすめの業者を紹介します。
エアコンクリーニング業者の選び方
エアコンクリーニング業者を選ぶ際には、以下のポイントをチェックすることが重要です。
① 料金の透明性
業者によっては、基本料金が安くても追加費用が発生することがあります。そのため、見積もり時に総額いくらかかるのかを確認することが大切です。
② 口コミや評判を確認
インターネットの口コミサイトやSNSを活用し、実際に利用した人の評価をチェックしましょう。特に、作業の丁寧さや仕上がりについての評価が高い業者は信頼できます。
③ 対応エリアと対応スピード
エアコンクリーニングは繁忙期(6月~8月)になると予約が取りづらくなるため、対応エリアや予約のしやすさも重要なポイントです。
④ 使用する洗浄剤の安全性
小さな子どもやペットがいる家庭では、洗剤の成分にも気を配る必要があります。環境に優しいエコ洗浄を行っている業者を選ぶと安心です。
⑤ 作業保証の有無
万が一、クリーニング後に異常が発生した場合、無料で再施工してもらえる保証があるかを確認しましょう。
おすすめのエアコンクリーニング業者
ここでは、全国的に評判の良いエアコンクリーニング業者を紹介します。それぞれの特徴や料金を比較して、最適な業者を選びましょう。
エアコンクリーニング業者 | 特徴 |
---|---|
ナックダスキン | 大手ならではの安心感、抗菌コートオプションあり |
おそうじ革命 | 全国対応、分解洗浄で奥まで徹底クリーニング |
ユアマイスター | プロの業者を比較・選択できる、24時間ネット予約可能 |
カジタク | イオングループ運営、7日間の満足保証付き |
① ナックダスキン
- 大手ならではの安心感がある
- 独自の高圧洗浄技術で奥までしっかり洗浄
- クリーニング後の抗菌コートオプションあり
- 通常エアコン:15,400円(税込)~
- お掃除機能付きエアコン:26,400円(税込)~
- サービスの質が安定
- ハウスクリーニングとセットで依頼可能
こちらの記事「ナックダスキンの評判ってどうなの?口コミ・料金・サービス内容とは」では、口コミやメリットデメリットなど他、ナックダスキンの評判や特徴を徹底解説しましたので、是非参考にしてください♪
② おそうじ革命
- 全国に加盟店舗があり、対応エリアが広い
- 分解洗浄でエアコンの奥の汚れまで徹底除去
- 公式サイトで割引キャンペーンが定期的に実施
- 通常エアコン:9,980円(税込)~
- お掃除機能付きエアコン:18,700円(税込)~
- 作業スタッフの対応が丁寧と評判
- 豊富な実績と確かな技術力
こちらの記事「おそうじ革命の口コミからわかる本音!利用者の評価と選ばれる理由」では、口コミやメリットデメリットなど他、おそうじ革命の評判や特徴を徹底解説しましたので、是非参考にしてください♪
③ ユアマイスター
- 厳選されたプロの業者が登録されている
- 価格帯が比較的リーズナブル
- 24時間ネット予約が可能
- 通常エアコン:9,000円(税込)~
- お掃除機能付きエアコン:17,000円(税込)~
- 一定の品質を保った業者が登録されている
- ハウスクリーニングとのセット依頼も可能
こちらの記事「ユアマイスターの口コミを徹底解説!後悔しない業者選びのコツとは」では、口コミやメリットデメリットなど他、ユアマイスターの評判や特徴を徹底解説しましたので、是非参考にしてください♪
④ カジタク
- 安心の大手イオングループのサービス
- 7日間の満足保証期間付き
- 標準で防カビコート付きの料金
- 通常エアコン:14,300円(税込)~
- お掃除機能付きエアコン:25,080円(税込)~
- 全国一律料金なので、地域別の価格差がない
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こちらの記事「カジタクの口コミで発覚した評判の声とは!選ばれる理由や特徴を解説」では、口コミやメリットデメリットなど他、おそうじ革命の評判や特徴を徹底解説しましたので、是非参考にしてください♪
エアコンクリーニングを依頼するベストな時期
エアコンクリーニングは夏や冬の繁忙期(6月~8月、11月~1月)になると予約が取りづらく、料金も高くなる傾向があります。そのため、春(4月~5月)や秋(9月~10月)のオフシーズンに依頼すると、割引キャンペーンを活用できることが多いです。
【クリーニングのタイミングの目安】
冷房を使い始める前(4~5月) → カビやホコリを除去して快適に使える
冷房を使い終わった後(9~10月) → 内部の湿気を除去し、カビの発生を防ぐ



また、エアコンクリーニングは春や秋のオフシーズンに依頼することで、予約が取りやすく、料金も割安になるため、計画的にメンテナンスを行いましょう。
エアコンつけっぱなしに関するよくある質問


エアコンをつけっぱなしにすることについて、多くの人が疑問を抱いています。ここでは、特によく寄せられる質問に対して、わかりやすく解説します。
- エアコンを1ヶ月つけっぱなしにしても壊れない?
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エアコンは基本的に長時間の連続運転に耐えられる設計になっています。そのため、1ヶ月つけっぱなしにしても、正常に機能している限りすぐに壊れることはありません。ただし、運転時間が長くなることで、部品の摩耗が進みやすくなる点には注意が必要です。
- つけっぱなしとこまめなオンオフ、どちらが電気代を節約できる?
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エアコンは起動時に最も電力を消費します。そのため、短時間の外出ならつけっぱなしにしていたほうが電気代を節約できる可能性が高いです。
- 24時間つけっぱなしにするとエアコンの寿命は縮む?
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長時間の連続運転は、モーターやコンプレッサーなどの部品の劣化を早める可能性があります。エアコンの寿命は一般的に10年程度といわれていますが、使い方次第で短くなることもあります。寿命を延ばすためには、定期的にエアコンを休ませることが大切です。
- つけっぱなしにするリスクはある?
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通常の使用環境では、発生するリスクはほとんどありません。なぜなら、多くのエアコンには異常を検知すると自動で運転を停止する安全装置が搭載されているからです。ただし、以下のようなケースではリスクが高まるため注意が必要です。
- 電源コードの破損やコンセントのホコリの蓄積(トラッキング現象による発火)
- 老朽化したエアコンの内部基板のショート
- 長期間メンテナンスをしていないことで、内部にホコリやカビが蓄積
- エアコンをつけっぱなしにするとカビは生えやすい?
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冷房運転時は特にカビが発生しやすいです。エアコン内部は冷房時に結露が発生しやすく、湿気がこもることでカビが繁殖しやすくなります。カビを防ぐためには、以下の対策が有効です。
- 冷房を使った後は送風運転を30分程度行い、内部を乾燥させる
- フィルターの掃除を2週間に1回は行う
- 年に1回は、プロのエアコンクリーニングを依頼する
- エアコンのフィルター掃除はどれくらいの頻度で行うべき?
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フィルターの掃除は、2週間に1回が理想とされています。ホコリが詰まると、風量が低下し、冷暖房の効率が悪化するため、結果的に電気代が高くなります。
- エアコンをつけっぱなしにすると電気代はいくらかかる?
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エアコンの電気代は、使用環境や設定温度、エアコンの性能によって変動しますが、一般的に1日あたり約300~500円程度かかるといわれています。
1ヶ月(30日間)つけっぱなしにすると、9,000円~15,000円程度の電気代がかかる計算になります。



フィルター掃除や適切な温度設定を意識しながら、エアコンの負担を減らしつつ、電気代の節約や健康管理にも気を配りましょう。
エアコンは1ヶ月つけっぱなしで壊れる?ポイント総括
記事のポイントを、まとめます。
- エアコンは1ヶ月つけっぱなしにしても、すぐに壊れるわけではない
- 長時間運転により、コンプレッサーやファンモーターの劣化が進む
- 冷媒ガスの消耗が進み、冷暖房効率が低下する可能性がある
- 室外機がオーバーヒートすると、故障リスクが高まる
- フィルターの汚れが蓄積し、風量が低下する
- 内部の湿気が原因で、カビやホコリが増えやすくなる
- 頻繁なオンオフよりも、一定温度で運転する方が負担が少ない
- 短時間の外出ではつけっぱなしの方が、電気代を抑えられることがある
- 1ヶ月つけっぱなしにすると、電気代は9,000~15,000円程度になることが多い
- フィルター掃除を2週間に1回行うことで、負担を軽減できる
- 室外機の周囲を整理し、風通しを良くすることが重要
- 冷房運転後は送風運転を30分行うと、カビの発生を防げる
- エアコンの寿命を延ばすには、適切な温度設定とメンテナンスが必要
- 10年以上使用したエアコンは、修理より買い替えを検討するのがよい
- 定期的にプロのエアコンクリーニングを依頼すると、快適に使える
【参考】
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>>エアコンのうるさいゴーゴー音の原因って?異音の種類や対処法とは
>>エアコン200vを100vに変換する費用って?工事内容や手順解説
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